自分らしく生きたい人が必ず知っておきたい「わがまま」と「ありのまま」の違い。

 

自分らしく「ありのまま」でいたいと思うけど、

わがままになっちゃうんじゃないか。。

 

「自分を大切にしよう」って最近よく聞くけど、

それって、ただの自分勝手じゃないの?

 

「わがまま」と「ありのまま」の違いがよくわからない。。。

 

こんなことを思う人、

こんなふうに思って自分にブレーキかけてる人。

 

たくさんおられますよね。

 

実は、

自分らしく、「ありのまま」でいることと、

「わがまま」は似て非なるものなんです。

 

この記事では「わがまま」と「ありのまま」の違いについて、一つの考え方を提示します。

 

そもそも「わがまま」とは?

 

①他人のことを考えず,自分の都合だけを考えて行動する・こと(さま)。身勝手。自分勝手。

コトバンクより

 

そう。こんなイメージですよね。わがまま。

 

自分の思い、ニーズを大切にしてる。

他人のことを考えず、自分の都合だけ。

自分だけ幸せになろうとする行為。

 

 

じゃあ、「わがまま」という振る舞いがどんな結果を生むかというと、

 

一定の自己満足は得られるかもしれませんが、

その身勝手な振る舞いから、周りの人は困って、笑顔が減って、幸せでは無くなっていく。

 

周りの人の心は、「わがまま」な人から離れていく。

 

そう考えると、

 

わがままの結果として得られるものは、

「寂しさ」や「孤立」「虚しさ」など

 

なのです。

 

そして、後ほど理由は述べますが、

 

「わがまま」な本人が望んでいる、「幸せ」な状態にも辿りつけません。

 

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では「ありのまま」とは?

 

「ありのまま」とは、

 

何の粉飾もせず、実情のままであること(を表す。)

三省堂新明解国語辞典第5版より

 

このとおり、何の粉飾もしないので、本当に自分に素直。

 

言い方を変えるなら、「自分らしく生きることができている状態」

 

自分の想いや価値観、ニーズを大切にできている状態です。

 

とは言え、自分の想いを大切にするという点では、ここまでは「わがまま」と一緒。

 

ですが、「ありのまま」はここで終わりません。

「自分のことを大切にして気持に素直である」という最初の一歩を尊重しつつ、

 

「人とともにハッピーになりたい。大切な人の笑顔も見たい。」

という自分の気持ちにも素直なのが「ありのまま」「自分らしく生きる」なのです。

 

 

なぜなら、人は根源的に「大切な人が幸せであって欲しい。」「大切な人の笑顔が見たい。」という気持ちも持っている生き物。

 

人は、自分のニーズがかなったり、

たとえばどれだけ大金持ちになったりしても、

一人ぼっちだと決して幸せにはなれない存在。

 

あなたにとって大切な人が笑顔で幸せな方が、あなたも嬉しいでしょう?

 

自分の想いやニーズをまず大切にしつつ、

 

「大切な人が幸せであって欲しい。」

 

という自分の想いも大切にしている。

 

ここが、「わがまま」と「ありのまま」の決定的に違うところなのです!!

 

ありのまま=自分らしくいることの難しさと、得られるもの。

 

「わがまま」の状態で得られるものは、寂しさや孤立など、

 

と言いましたが、ありのままで自分らしくいようとすると、何が得られるのでしょう?

 

それは、「成長」、「つながり」、そして結果として「幸せ」「歓び」なんです。

 

 

なぜか。

 

そもそも、先ほど、さらっと話した、

 

自分を大切にしたい。

 

同時に、

 

相手も大切にしたい。

 

これの両立って、簡単じゃないんです。

 

自分と相手のニーズが異なったりすることなんてしょっちゅう。

この2つは、少なからず相反しがちなものなのです。

 

まさに、「言うは易し、行うは難し」。

 

簡単じゃないからこそ、そこにチャレンジし続けることが面白いし

この両方を大切にしようと葛藤することが、人としての成長に不可欠なものなんです。

 

さらに、葛藤を超えて人とともに生きれた瞬間、より強い「つながり」「絆」が生まれるんです。

 

具体的に言うと、たとえば

 

あなたと大切な人のニーズがどうやら異なるみたいだけど、なんとか合意したい。

 

というようなケースに直面すると、

 

「わがまま」は我を通して、相手に我慢を強いたり、苦い思いをさせつつ、

自分の意見を押し切ってしまう。

 

または、思いが通らないとわかると、思いっきり拗ねたり暴れたりする。

 

 

一方、「ありのまま」「自分らしく」いようとするとは、

 

どっちかが我慢、という簡単な結論に飛びつくのではなく、

(よく話しあったうえなら、場合によっては、我慢もありとは思います。)

 

まずは、自分を大切にする。

自分の思い・ニーズを大切にし、相手に表明する。

 

さらに、相手の言い分。本当の想いやニーズに好奇心を向けて、よく聴く。

 

その上で、どうすれば良いか、お互いで対話を重ねて智慧を絞り、合意点や第三の案などを生み出し、、、

 

という、

まさに「人とともに生きる」ことをガッツリやっていくことになるのです。

 

 

だって、

 

自分も相手も幸せになることを諦めないのが、

「ありのまま」「自分らしく」いようとすることだから。

 

この答えのないプロセスを繰り返すことで、

人は成長し、より深く人とつながっていける。絆を創っていける。

「成長」と「つながり」を得られる。

 

そしてこの困難なプロセスを人とともに協力し、

成長すること自体、「幸せ」であり、「歓び」。

 

こりゃ、「ありのまま」「自分らしく生きる」チャレンジ、するしかないと思いませんか?

 

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もっと、ありのままに・自分らしくなっていきましょう。

 

この記事でご紹介した「わがまま」と「ありのまま」の考え方。

どうでしょう?

 

この記事をここまで読んでくださったあなたは、

きっと、周りの人を大切にしようとされてきたんじゃないでしょうか。

 

それは、とてつもなく尊く、素晴らしいことだと思います。

そのご自身をまずは認めて欲しいな、と思います。

 

でも、同時にもっと自分らしく生きたい。

 

そんな願いを持っているなら、もっと 「ありのまま」 になっちゃいましょう。

 

もう、思いっきり!!

 

その第一歩は、まず、「自分を大切にする」ことから。

(「相手を大切にする」は二歩目です。)

 

まず、自分の思い、ニーズを大切にしましょう。

なぜなら、自分を大切にしないと、相手をほんとうの意味で大切に出来ないから。

 

詳しくは、こちらの記事をお読みください。

 

ありのままの自分を大切にすることが難しい理由。

 

で、この「ありのままの自分を大切にする」ってのがまた簡単じゃないんです。

 

私たちは、子どもから大人への成長のプロセスで、まずはその場に求められることに応える、ということを繰り返してきました。そのことで社会に適応できるようになってきたのです。

 

ですが、結果としてまわりの期待には添えるけれど「そもそも自分が本当に何を大事にしたいのか」がわからない。という状態になりがちです。

意識しないで過ごしていると、自分の気持ちを置き去りにしていることがどれだけ多いことか!

 

なので、まずは「自分が本当に何を望んでいるのか。」「自分らしく生きるとは、自分にとってどういうことか。」といった問を自分に投げかけ、少しずつ「ありのままの自分の大切にしたいこと。」を明確にしていきましょう。

 

「自分は何を大切にしたいのか。」「そもそも私はどんな人生を創造したいのか。」こういった内省をし続けることが「ありのままで自分らしく生きる」ためには不可欠です。

 

こういった内省に慣れていない方は、一定期間コーチをつけられることをオススメします。

 

「目標達成のために前に進むだけではなく、本当のありのままの自分らしさを大切にする。」という私のコーチングスタイルはクライアントさんからとても好評をいただいています。

以下の画像をクリックするとコーチングのページに移動します。

 

また、「心のメカニズムや精神的な成長に興味があるという方」には、価値ある情報をYouTubeでも発信していますので、ぜひ御覧ください。

 

一人で取り組むにしても、人に支援をうけるにしても、いずれにせよ「本当に自分を大切にすること。」「その上で人を大切にすること。」この道を歩み続けることで

ほんまの「ありのまま」「自分らしく生きる」をつかみとっていきましょう。

 

かくいう私もたくさんたくさん失敗をしながら、歩み続けてます。

 

この道のり自体、素晴らしいし、ありのままの自分になればなるほど、

本当に人生が変わっていきます。

生きてることが楽で、軽やかで、楽しく、歓びに満ち溢れていきます。

 

このブログを見つけて、ここまで読んでくださったあなたなら、きっと実現していけます。

 

 

皆さんも是非、チャレンジしてみてください。

そして、何か感じることがあればお友達にもシェアしてあげてくださいね♪

 

ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ

ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)

 

河野雅(こうのまさし)@輝くヒント でした。

 

~~~まとめ~~~

・「わがまま」と「ありのまま」は似て非なるもの。

・「わがまま」とは、自分のみ幸せになろうとすること(それは不可能)。

・「ありのまま」は、自分と他者が幸せになることに素直な状態。

・でも「ありのまま」は簡単じゃない。

・簡単じゃないからこそ、「成長」「つながり」「幸せ」「歓び」などが漏れ無くついてくる。

・だから、この最高の道を歩みましょう。

~~~~~~~~

あわせて読みたい。

↓自分らしく生きるために絶対知っておきたい7つのこと。

↓ありのままに、自分らしく生きるには、自分の弱さも受け入れていくことが不可欠。

↓自分に正直に、嫌な時は「No」「嫌だ」と言いたい方へ。

↓まず自分を大切にすることが、自分らしくありのままに生きる秘訣。

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ABOUT US

河野 雅(こうの まさし)
阿蘇山のふもとで、ライフコーチをしています。株式会社みちあふれる輝き代表取締役。MCC(国際コーチ連盟認定マスターコーチ) NVC(Nonviolent Communication 平和を創り出す手法)をお伝えしたり、ブレスワークなどの身体に直接アプローチするメソッド、自然の中でのワークショップなどもしています。 このブログのコンセプトは、「楽しく」「ゆるく」「役立つ」。 私が20年にわたるコーチング経験などを中心に得た「人生に役立つ・毎日が楽しくなる・効果がある知恵・情報」をお届けしています。