生きてる限り、傷ついたり、怒ったり悲しんだり、嫉妬したり。いろんな負の感情を抱くこと、ありますよね。
本記事ではそんな自分をも愛する方法として「自己共感」という技術をお伝えします。
負の感情を否定すると起きること。
私たちはついつい習慣で、負の感情を抱いた自分を「否定したり」「責めたり」「そんな感情を無いこと」にしがちです。
しかし、こちらの記事にも書きましたが、負の感情を否定すると二重の苦しみになるんです。
たとえば、
怒っている+怒ってる自分は駄目。
という二重苦。
余計イライラすることになり、苦しみが増します。
結果として怒りが増幅したり、さらにまわりに当たってしまったりと、いいことはありません。

また、たとえば「凹んでいる自分は駄目」と思っていると
凹んでいる+凹んでる自分を責める。
という二重苦になります。
これもさらに自分の苦しみ、凹みを増してしまいます。
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まずやるべきことは、負の感情をフラットに認めること。
なので、まずやるべきことは、どんな感情でも「自分の中にある」「あっていい」と認めること。
人間誰しも負の感情は抱くものです。
完璧な人間なんていません。
たとえ強烈な怒りや恨みや嫉妬などでも、まずはただ「自分の中にあること」「自分がそういう感情を抱いていること」を評価判断無く認めましょう。(またはその感情を歓迎するくらいの気持ちで!)
その感情に振り回されるではなく、相手にぶつける等の行動に移すでもなく、無きものにするでもなく、ただ自分の中にあることを認める。
それが自分を愛する方法=自己共感の第一歩です。
自分の中の負の感情を認めるコツ。
それは、自分の内側の感情にピッタリする言葉を当てはめてみること。
「怒っているのかな。」「くやしいのかな。」「ムカついているのかな。」
と自分の内側の感情のバイブレーション、エネルギーを感じながら自分に問いかけてみましょう。
必ずや「ピタっ」とくる言葉が存在しますし、ピタっときたときは体の感覚としてわかります。
丁寧に言葉を探してみましょう。
この技術を高めていくためには「感情の言葉をたくさん知っていく」ということが必要になります。
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その上で、自分の感情に寄り添う=自己共感。
感情を認めることが出来たら、次に自分の内側に存在する感情に寄り添って共感してあげましょう。

「それは痛かったね。」
「腹が立ってるんだね。」
「悲しいんだね。」
「凹んでいるんだね。」
「ムカついてるんだね。」
ともうひとりの自分が「負の感情」に優しく寄り添って、共感してあげるのです。
存在が認められ、共感してもらえると、あなたの中の負の感情は落ち着いていきます。
もう一歩上級の「自己共感」=ニーズや価値観を探求する。
ここでもう一歩自己共感を進めたい方は、感情が湧き上がっている理由・原因を言葉にするために自分に問いかけてみましょう。
「尊重されていない感じがして、腹が立ったのかな。」
「理解されてない感じがして、悲しかったのかな。」
「私も愛されたいのに愛されてない感じがして、嫉妬したのかな。」
負の感情は多くの場合、自分が本当に求めているもの(ニーズや価値観)が得られなかった際に湧き上がります(例外はあります)。
上記の例で言うと「尊重される」「理解される」「愛される」といったもの。
人として生きていく上で誰もが必要なこれらの「ニーズや価値観」。
多くの負の感情は「人として生きていくために必要なものが満たされていないよ」ということを教えようと湧き上がってくれているのです。
ですので「自分の負の感情」に対して「大切なことを知らせるために湧き上がってくれてありがとう。」とお礼を言いつつ、「何が満たされていないのか。」を自ら探求してみましょう。
探求の結果、「欲しかった・大切にしたかったのに得られなかったもの」を言葉で表現できるとさらに気持ちは整理されていきます。
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負の感情への自己共感はいきなり完璧にはできません。
もちろん、自分を愛する方法=自己共感のやり方が頭でわかったからといって、すぐに完璧にできるものではありません。
スポーツと同様、心の技術も練習しながら少しずつ身につけていく必要があります。
また、全くの第三者に寄り添うよりも自己共感のほうが難易度が高い、という意見もあるくらいです(ちなみに共感するのが一番難しいのは関係がややこしくなっている家族だったりします。。)。
特に荒れ狂う感情にいきなり寄り添って自己共感するのはかなり難しいでしょう。
この場合、まずは自己共感する前に「荒れ狂う感情」を表現のエネルギーとして安全に外に出して、少し落ち着いた自分に対して自己共感するのがオススメです。
「荒れ狂う感情を安全に表現する」についてはコチラの記事が参考になると思います。
自己共感を練習するなら、まずは比較的小さなエネルギーの感情を対象にしましょう。筋トレでいきなり100kgのバーベルを持ち上げようとしないことと一緒です。
そこで自己共感のプロセスを身体で覚えていく。正しいフォームを身に着けていく。
そうすることで、少しずつ大きな感情や、自分が共感しづらい感情にも「自己共感」していけるようになります。
また、今後も本記事のような精神的な成長に関する情報や、セミナーをお届けしていきますので、「こういったことに興味がある」という方は、以下のLINE@にご登録ください。
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自分を愛する=負の感情に寄り添う。
ありのままの自分を愛したいなら、負の感情も愛してあげましょう。
あなたの大切な一部なんですから。
愛し方はいろいろありますが、ここでは「自己共感」=「肯定的に認める。」「寄り添って共感する。」「さらに、何が本当に必要だったのか探求する。」という方法をご紹介しました。
「ただ認めること。肯定すること。」
「寄り添い、共感すること。」
「必要なものを探求する。」
は一見地味ですが、本当に心から出来た時、感情は整理され心は穏やかになっていきます。
その技術を「まずはあなたのために」身に着けていきましょう。
少しずつ、でも確実に自分との付き合い方が変わり、毎日感じる感情も変化していきますから。

皆さんも是非、試してみてください。
そして、効果があればお友達にもシェアしてあげてくださいね♪
ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ
ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)
河野雅(こうのまさし)@輝くヒントでした。
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