まだ起きてないことを思い悩んでくよくよしたり。
過去の失敗を思い出して、自分にダメ出ししたり。
昔の嫌な経験を考えて、落ち込んだり・・・。
ついつい、くよくよしたり思い悩んだりして、「あぁ~あ、わたしってどうしてこんな性格なんだろう。」と思うことがあるあなた。
本記事では、そんなあなたに諦めなければ必ずできる「自分の性格の変え方」をお伝えします。
Contents
性格と思うと変えられない。◯◯と思うと変えられる。
そもそも性格とはなんでしょう。
性格(せいかく)は、その者の性質を表す。
ウィキペディアより。
性格=性質。生まれ持ったもの。
思い悩んだり、くよくよする、というのが「自分の性格=性質なんだ」だと思うと変えることが難しくなります。
なぜなら「生まれ持った性質」は「変えられない」と思ってしまうから。
しかし、過去のことを思ってくよくよしたり、
過去や未来を思い悩んだりするのは実は「性格」ではなくて、
思考の「癖」なんです。
「性格」ではなく「思考の癖」だと思うと、変えられるような感じがしませんか?
そして、実際に諦めなかったら必ず変えていけるんです。
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癖を変えていくのは積み重ねが必要。焦りは禁物。
とは言え、癖を変えるのも簡単ではありません。
長年体と心に染み付いたものを変えていくのはある程度の時間と努力が必要。
こういうとき、ついつい早く結果を求めがちですがそうなると
「やっぱり変わらない。」
「私ってこういう性格なんだ。」
という結論に飛びついてしまいます。
「長年付き合いのある癖だから、ちょっとずつ変えいこう。」
こんなふうにゆったり構えて取り組んでいきましょう。
さらに、人間が持っている恒常性維持機能(ホメオスタシス)も働きます。
「癖を変えられた。」「克服できた。」と思っても気づいたらまたもとに戻ってしまうこともあります。
「戻ってしまう」ということが起こり得ることも知っておくと、戻った時の落ち込みも減ります。
・癖の克服には時間がかかる(ことが多い)。
・克服できたと思っても、もとに戻ってしまうこともある。
このあたりを踏まえつつ、気長に地道に意識し続けて、少しずつ変えていきましょう。
具体的にくよくよ考える癖を変える方法。
癖を変える方法はいろいろありますが、本記事でご紹介するのは「習慣逆転法」の簡易版。
習慣逆転法とは、
たとえば「爪を噛む」といった具体的な振る舞い・行動の癖に対して効果が実証されている方法です。
習慣逆転法はかなり多くのステップを踏む必要がありますが、簡易版はシンプル。
具体的なやり方は、
01.癖を定義する。
02.日常で癖をしていることに気づく。
03.それとは異なる行動をとる(拮抗行動と言います。)
これだけです。
これを「くよくよ考える癖」にあてはめると、
01.自分の癖を定義する。
たとえば「起きてもいない未来を考えてくよくよする癖。」
02.実際に日常で癖をしていることに気づく。
03.違うところに意識を向ける。
たとえば「くよくよ考えを中断して、今ここの呼吸に意識を向ける。その上で、「本当に創り出したい未来」を想像してみる。」
となります。
これを繰り返していくわけです。
シンプルでしょう?
ちなみに「創り出したい未来」を想像するための参考記事はこちらです。
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「気づき」のトレーニングは、内なる観察者を育てることにもなる。
最初はなかなか「気づく」こと自体が出来ずに「くよくよ思考」の中に飲み込まれてしまったり、気づいても中断出来ないこともあるでしょう。
ですが、「気づく」トレーニングをしていくと「内なる観察者」も自然と成長していきます。
内なる観察者については以下の記事を御覧ください。
なので、内なる観察者を育てる意識も持って、少しずつ取り組んでいきましょう。
おわりに。
くよくよ考えることも、「自分の人生をより良くしたい」という思いがあらわれたもの。なぜなら、完全に諦めていたら何も考えないからです。
ですので、あなたも「くよくよ考える」という方法でここまで頑張って生きてきたのです。
ただ、その方法があまり効果的でなかった、というだけの話。
少しずつ、別の方法に変えて自分の願いを実現していきましょう。
くよくよ考える時間が減っていくと、
その分、より豊かなこと、楽しいこと、価値あることに時間を使えるようになります。
また、くよくよすることで減っていた心のエネルギーも減りにくくなります。
「変えられるもの」だと思って、少しずつ地道に改善していきましょう。
必ず素晴らしい未来が見えてきますから。
ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ
ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)
河野雅(こうのまさし)@輝くヒントでした。
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