「幸せになりたい。」
誰もが思うこの思い。
「幸せになる」ための強力な方法の一つとして「相手の幸せを願う」というものがあります。
これが習慣化するととてもパワフルに人生は変化していきます。
しかも、あなたにとって大切な人はもちろんのこと、別れた相手や、片思いの相手などに対してまで「幸せを願う」ことで、あなたはもっと幸せになれるんです。
本記事では、その理由を「脳の仕組み」から解き明かします。
人の幸せを願うことで、自分が幸せになる理由。
脳と一言で言っても、様々な部位がありますが、ここでは「理性」などを司る大脳新皮質ではなく、感情・感覚などを司る「大脳辺縁系」や「脳幹」といった古い脳の部分についてお話します。
実は大脳辺縁系や脳幹といった古い脳には時間の概念が無く、さらに現実と想像の世界の区別がつきません。
梅干しを想像しただけで、つばが出てくるのは、古い脳が現実と空想の区別がついていないから。
過去にあった嬉しい出来事を思い出すと、心が暖かくなるのは、古い脳が現在と過去の区別がついていないから。
そして、この古い脳は、自分と他人の区別もつかないのです!
「自分と他人の区別がつかない」ということは、
他人のことを呪ったり文句を言ったりすると、自分のことを呪ったり文句を言っているのと同じ。
ということは、
人の幸せを願うことは自分の幸せを願うこと。
となるのです。
なので、あなたが心から人の幸せを願っている時、同時に自分の幸せをも願っていることになるんです。
とても幸せな人・ラッキーな人・幸運な人たちの多くが、人にも優しくて、おおらかで、みんなの幸せを願っているのはこういう理由からなんです。
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心から相手の幸せを願えないときは。
とは言え、なかなか相手の幸せを願えない時、ありますよね。
人間ですから、当然です。
人の幸せを心から願えないときは、あなたの心が 疲れていたり、満たされていなかったり、ストレスが溜まっていたり、傷が癒えていなかったりする証拠。
なので、「人の幸せを願う」という行為をする前に、自分の心の声を聞いてあげて、満たしてあげましょう。
・何が満たされていないのか。
・どんな過去の傷が今に影響しているのか。
・今、自分の心身の健やかさにとって必要なことは何なのか?
こういった問と向き合うことで、自分に何が必要かが明らかになってきます。
このような取り組みを通じて、自分を大切にすること、自分を愛することに集中しましょう。
けが人や病人が、他者のサポートをする前に、自分が健康になることに注力するのと一緒です。
安心してください。
ある程度癒やされ、満たされてくると、自然と人の幸せを願いたくなってきますから。
おわりに。
たとえ、自分に優しくしてくれなかった人に対してさえ、「相手の幸せを願う。」という行為は、人間の素晴らしさの象徴のようなものであり、願う本人も幸せになります。
心が満たされます。
自分を満たしつつ、相手の幸せを願う。そんな習慣をみんなで身につけていきましょう。
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ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ、ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)
河野雅(こうのまさし)@輝くヒントでした。
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