穏やかに過ごしたいのに心が波立つ。
なんとなくモヤモヤする。
微妙な不安感がダラダラ続く。
漠然とした将来への不安で、夜、寝られなくなる。
こういう状態になったりすることありますよね。
心を穏やかに過ごしたい、というのは多くの人が持つ願い。
本記事では、瞑想がなぜ心を穏やかにするのか、その理由をお伝えします。
ご存じの方も多いかもしれませんが、実は、瞑想はアメリカの研修業界で(そして、最近は日本でも)マインドフルネス、という呼び名でブームになっています。
なぜ瞑想で心が穏やかになるのか?
瞑想と一言で言っても様々な瞑想があるのですが、ここではグーグルなども研修で取り入れているものを「瞑想」と定義してお伝えしますね。
瞑想で心が穏やかになる理由はいくつかあるのですが、大きな理由の一つとして、
この瞑想は、(主に)呼吸に意識を向けることで(他にも色々方法はある)「「今・ここ」にいようとするもの」だからです。
呼吸は「今・ここ」の呼吸しかない。
過去の呼吸や、未来の呼吸は感じられません。
だから、呼吸に意識を向ける=「今・ここ」なのです。
夜、布団に入ってから「漠然とした将来などへの不安感」が襲ってきたりすること、ありますよねぇ。
このように、不安感に代表される心の乱れは、意識が将来や未来にフォーカスしたときに起こりやすいもの。
または、過去の失敗などを思い出すことで心の乱れを呼び起こすこともあります。
いずれにせよ、心の乱れは意識が未来や過去に向かい、「今」にいないことで起こるもの。
逆に言うと、
「今・ここ」に 意識が向いていると、
心の乱れは低減され、穏やかさに変化していくのです。
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瞑想効果は科学的にも実証されています。
実際、私自身の毎日の瞑想経験からも、評価・判断を手放し「今ここ」にいることでなんとなくの不安感が失せていき、穏やかさを感じることがとても多いのです。
そして、瞑想は調査研究において、こんな効果が確認されています。
瞑想に関する調査研究のうち、とくに 印象的なのは、瞑想の神経科学という分野の草分け、リチャード・デイヴィッドソンとジョン・カバットジンのふたりによるものだ。この研究には、多くの理由で目を見張らされる。
ビジネス環境で行われた初の本格的な研究で、バイオテクノロジー企業の従業員が被験者となった。
(中略)
この研究の結果、わずか7週間のマインドフルネス・トレーニングのあとで、被験者たちの不安レベルがはっきり下がった。
書籍:サーチ!富と幸福を高める自己探索メソッド P84 より抜粋
これはお坊さんを対象にした調査ではなく、
熾烈なビジネスシーンのおそらく最前線にいるバイオ企業の社員たちで、効果があったのです。
ということは、これを読んでいる あなたの心の乱れ・不安感にも、必ずや効果がある!
コツコツ積み重ねることで、少しずつ、でも確実に効果があることは実証済み。
しかも、無料!!!(笑
安心して、確信を持って取り組みましょう。
では、具体的にどうするの?
という「やり方」については、長くなったので次の記事で。
オススメ図書:google本社の人材育成担当の方が書いた、「瞑想についてわかりやすく科学的に」「しかも楽しく読める」激しくオススメの書籍です。私が引用したのは絶版になっており、以下が最新版のようです。
~~~まとめ~~~
・瞑想はアメリカでブームになるくらい、その価値を見なおされている。
・様々な効果のある瞑想。漠然とした心の乱れや不安感にも効果的。
・なぜなら、心の乱れは「過去」「未来」に思考がむいた時に起こりやすい。
・瞑想は、「今・ここ」にいることで、不安感を横に置き、心を穏やかにしてくれる。
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