自分を愛することが大事、とよく言うけども具体的にどうすればいいかわからない、という声をよく聞きます
実は自分を愛する方法はとてもシンプルな行為なんですがそのことを知らずに、悩んでいる方も少なくありません。
この記事では、最も基本となる自分自身の愛し方、愛する方法を3ステップで具体的にわかりやすくお伝えします。
Contents
愛するとは?
まず最初にこの記事で言う「基本的な愛の形」について確認しておきます。なぜなら、愛の形、愛の表現には様々なものがあるからです。
私たち大人は物事を色々ややこしく考えすぎて、自ら複雑にしてしまっています。
そういう時は子どもが求めるものを参考にしてみましょう。
子どもが親に求める愛の形はシンプル。
小さな子どもは親に注意を向けてもらい、聴いてもらい、ありのままを受け止めてもらう、という形で愛を求めます。
こうしてもらうことで子どもは「親の愛」を感じ、安心し、健全な自己肯定感を育みます。
そしてこの 注意を向けてもらい、聴いてもらって、ありのままを受け止めてもらうことは私たち大人もめっちゃ必要だし、そのようにしてもらえるととても愛されたと感じるんです。
これら3つを自分自身にしてあげるのが自分を愛する方法の最も基本的なものになります。
この3つは「自分を愛する流れ」として行うことが多いので、3つのステップとして解説しますね。
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自分を愛する方法ステップ1:自分に注意を向ける時間と場所を確保する
私達は普段、様々なことを思い悩み、未来を憂いたり過去を悔いたり、仕事のことを考えたり、一生懸命頑張っています。
また、疲れたりしんどくなったらスマホを見たり、ゲームをしたり、甘いものを食べたりお酒を飲んだりに仕事に没頭したりして自分を誤魔化そうとします。
こういった思考中心の生活や、自分の内面をごまかす行為は、それ自体 生きることを頑張っている証拠です。
ですが、この生き方だとどうしても私達の心と体が置き去りになってしまいます
愛の反対は憎しみ ではなく、無視 と言われたりしますが、これらの生活スタイルは心やカラダの声を無視することになり、愛の反対の行為を自分自身に対して行っているとも表現できます。
なので、自分の心やカラダに注意を向ける時間を意識的に確保しましょう。
具体的には、落ち着ける場所で一人の時間をとる、ということ。
忙しい人はお風呂に入っているタイミングなどでもいいでしょうし、時間も3分からもでOKです。
自分のハートに注意を向けよう、心やカラダの声を聞こう、という意志のもとに、時間をとった時点でそれは ちゃんと自分を愛する行為をしている、と言えます。
特に忙しい方は時間と場所が確保出来た時点で、思いっきりご自身を認めてあげてください。
自分を愛する方法ステップ2.自分の声に耳を澄ます
自分の内側に注意を向ける時間をとったら、自分の声に耳を澄ましてみましょう。
自分の声に耳を澄ますとは、自分の内側にある ハートの声=感情や心のつぶやき、本音、さらにカラダの感覚などに意識を向けること。
声に耳を澄まして、たとえどんな声であろうとも話を聞く、というのも愛の行為なんです。
具体的なやり方はいくつかあるんですが、ここでは基本的なもの一つをご紹介します。
一人の時間と場所を確保できたら、まずは深呼吸を2~3回しましょう。
そして胸やお腹、のどに手を当てて、そこに意識を向けてみましょう。
「今、何を感じているの?」と心のなかで質問してあげるのもオススメです。
何か気になる出来事があるなら「あの件に関して、何を感じているのかな」と問いかけてみるのも良いでしょう。
もしかしたら、
「悲しい」「あいつムカつく」「イライラしてる」といった感情が明らかになるかもしれませんし、「もう疲れた」「休みたい」といった声や「遊びたい」「助けてほしい」「認めてほしい」「もっと頑張りたい」といった心のつぶやき、本音が聞こえてくるかもしれません。
もちろん最初は何も聞こえない場合も少なくありません。
また、言葉は聞こえなくてカラダの感覚として「重い」「ざわざわ」といった感じがあるだけかもしれません。
が、それでも大丈夫。
胸に手を当てているだけでも少しホッとするし、自分の内側に耳を澄ましているだけで自分を愛する時間になります。
そして諦めずに耳を澄ます時間を重ねていけば、いずれ必ず 自分の心の声、カラダの声が聞こえるようになります。
ちなみに、ときに内側に意識を向けるのに抵抗感を感じる場合もあるかもしれません。
そういう場合は、無理に探究しようとせずに「抵抗感があるんだな」とその抵抗を認めて、また次の日などにチャレンジしてみましょう。
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自分を愛する方法ステップ3.評価判断無く受け止める
私達はついつい自分の中の感情や思考を評価判断しがちです。
イライラしたら、そのイライラした自分に対して「なんて器が小さいんだ!こんなこと気にしなければいいのに」とジャッジしてしまう。
落ち込んだ自分を責めてしまう。
心の中に弱音があったら「もっと頑張っている人はいっぱいいるのになんでそんな甘いことを」と批判してしまう。
しかしこれは 自分を余計に苦しくしてしまう行為。
愛は内側の声を一切評価判断しません。
自分を愛するとは、自分の中のすべての声を評価判断無く受け止めること。
ステップ2で聞こえてきた様々な声や感覚をそのまま受け止めましょう。
ただただ、ぐずっている子どもをそのまま受け止めるように
「イライラしてるんだな」
「落ち込んでるんだな」
「嫉妬してるんだな」
「もっと頑張りたいんだな」
と受け止めてあげましょう。
ありのままをうけとめることは最高の愛の行為の一つです。
そして、聞こえてきた心のつぶやきの中で実現可能なものは行動に移しましょう。
たとえば「人との交流がなくて寂しい」ということに気づいたら、友達に連絡をとってみるとか。
さらに、聴いていく中で
「本当は仕事やめたい」「思いっきり休みたい」
こういったすぐには実行不可能な心のつぶやきが聞こえてきたとしても動揺する必要はありません。
「あぁ、本当は仕事やめたいんだな」「思いっきり休みたいんだな」
と受け止めてあげましょう。
もし心から受け止めてもらえたら、あなたの中の声はちょっと落ち着きます。以前よりザワザワは減るはずです。
そしてその声が本当にあなたにとって大事なものなら、どうやって満たすか、少しずつ考えて実現に向けて行動していきましょう。
以上の1~3ステップを3分からでも、3分からでも、5分からでもいいのではじめてみましょう。
自分を愛する効果
今回の方法も含めて様々な形で自分を愛していくと、どうなるでしょうか。
・無条件に愛してくれる存在が最も身近=自分、となるので安心感が増大します。
・自分を肯定するようになるので自己肯定感も増えます。
・周りの目を気にすることが減り、自分らしくいられるようになります。
・胸に暖かさがあって、ご機嫌で過ごせる時間が増えてきます。
・内側が少しずつ満たされ、最終的に潤いが溢れてくるようになります。
他にも色々あるんですが、ともかくええことだらけなんです!
なので少しずつでも自分を愛する時間を積み重ねていきましょう。
内側の声を聴く、という感覚がどうしてもピンと来ない人は、最初のうちは内側の声を聴くサポートのプロ、コーチやセラピストの力を借りる、というのもオススメです。
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自分を愛する方法まとめ
超基本の自分を愛する方法とは、
1.注意を向ける時間を確保する。
2.耳を澄まし、声を聴く。
3.評価判断無く受け止める。
これを積み重ねていくと様々なポジティブな効果があります。
先程も書きましたが、最終的に内側から潤いが溢れてくるので
その溢れてきた潤いのエネルギーを持って、周りの人に同じように愛を注いであげましょう。
注意を向けて、耳を傾け、ありのままを認めてあげましょう。
周りの人達も満たされて、あなたを中心に愛が広がっていくことでしょう。
そのためにも、まずは自分から。自分を愛することから始めましょう。
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ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ、ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)
河野雅(こうのまさし)@輝くヒントでした。