これで安心できる|自律神経を整え、不安・緊張・ストレスをリラックスに変える3つの方法

 

この記事では、慢性的な不安や緊張、ストレス状態を緩めて、安心・リラックスに変える3つの方法をご紹介します。

 

一人で出来るこれらの方法を実践することで自分の中に少しずつ安心を育て、リラックスしやすい体、ゆったり出来たり、深い睡眠が可能になります。

 

・なんとなく不安。

・いつもちょっぴり緊張している。

・ストレスでリラックスできない。

・睡眠が浅い。

 

といった方はぜひ最後まで記事を御覧ください。

 

現代は不安、緊張、ストレスになりやすい時代。

 

ストレスの多い日常、仕事や人間関係、子育て。私たちは日々を生きるのに精一杯です。

さらに、世界的な感染症や戦争など、現代社会は不安や心配の種には事欠かない状況です。

 

なんとなくいつも不安。緊張している。安心できない。

 

多くの方がこのように感じています。

あなたは一人ではありません。

 

まずはそのことをしっかり認識して、孤独感を手放しましょう。

「自分は一人ではない。」と思えることで安心感が少し芽生える場合があるからです。

 

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安心を育むための自律神経の基本

 

自分の中に安心やリラックスできる力を育むためには、自律神経の基本を抑えましょう。

自律神経は交感神経と副交感神経に大別されます。

 

交感神経は集中や緊張、ストレスを感じているときに優位になるもの。

副交感神経は休息時、リラックスしているときに優位になるもの。

 

しかし、安心から遠ざかり ストレス過多、不安や心配を持ち続けると交感神経が優位なままの状態になってしまいます。

 

これでは眠りの浅くなり、心身の疲労を回復できにくくなる。体の緊張状態が続くと、考えることも不安や心配の方向に引っ張られる、という悪循環に陥ってしまうのです。

 

なので、安心の種を育て、心身のリラックスを実現するためには、この悪循環をストップさせて副交感神経にスイッチが入りやすくする必要があるのです。

 

副交感神経を優位にしていくための、簡単、一人でできる3つの方法。

 

1.腎臓に手を当てる

 

腎臓には副交感神経が通っています。ですので、腎臓が緩むと、副交感神経にスイッチが入りやすくなります。

自分で腎臓を緩める方法の一つが、腎臓付近に手を当ててあげること。

 

腎臓の位置は下図のとおり。

この図で場所のイメージをつかんで(あまり正確さにこだわらなくても大丈夫です)、背中に両手を回して肋骨の一番下あたりに手のひらを当ててあげましょう。

 

不安や緊張で寝られないときや、寝る前にやると効果的です。

 

その際は仰向けになって 背中側に手を入れると、重力によって腎臓が手のひらの上で休むような感じになるのでより効果がわかりやすくなります。

 

仰向けで寝転ぶ体勢がしんどい方はうつ伏せでも、座っていても大丈夫。

リラックスできる姿勢で5~10分、優しく触れてあげましょう。

 

敏感な方は初回からなんとなく心と体が緩んだ感覚を感じれるかもしれません。そして回を重ねるごとによく眠れるようになります。

 

2.声の瞑想

 

喉のあたりには副交感神経系の神経が通っています。

緊張していると喉がしまるし、緊張しているときの声とリラックスしている声は全然違いますよね。

このことからもリラックスと喉が強く関連していることがわかると思います。

 

喉がリラックスすると、そのリラックスが身体全体に波及していきます。

 

喉をリラックスさせるための一つの方法が声を出すこと。

声の瞑想というのは私がつけた名前なんですが、やり方は ともかく単純な声を出し続ける というものです。

 

船の汽笛のような

「ぼぉーーーー。」「ぶぅーーーーー。」

でもいいですし、

「おぉーーーー。」

でもいい。

 

喉のあたりが震えるのを感じながら、お腹からしっかり声を出しましょう。

 

2~3分から始めることをオススメしますが、緊張してるな、ストレス溜まっているな、不安になりやすいな、というときは5~10分出し続けてみてください。

 

途中からあくびや涙が出てきたり、頭がスッキリしたり。

 

かなり効果を感じられることでしょう。

 

3.足の上に重りを置く

 

ボディセラピストがクライアントに関わる方法の一つに、両足のスネを手で押す、ということをやる場合があります。

こうすることで交感神経が落ち着いていきやすくなるんです。

 

これを一人でやるためには、重みのあるものをすねの上に置く、ということになります。

具体的には2キロくらいの重さで、足の脛全体にフィットするような感じで置けるものがあると理想です。

 

お米の袋でやる方もいるし、私は枕やクッションの上に重りを載せてやっています。

 

「そんなの効くの?」と思われた方もいると思いますが、これ、やってみると意外と効くんですよ。

 

仰向けになって寝転がって、足の上におもりを乗せて、5~10分ほどぼーっとする。もしやりたくなったら2番めの声の瞑想と組み合わせるとさらにパワフル。

 

私は調子がいいときは2~3分であくびと涙がでてきて、優しい眠気が訪れてきます。

以上が自分で出来る、不安緊張ストレスをリラックスに変える3つの方法でした。

 

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自己治癒力を高めるためには副交感神経スイッチ!

 

私達の心身はもともと自己治癒力という素晴らしい力を持っています。

 

その治癒力を最大化するには、副交感神経優位の状態にスイッチが入ることが不可欠です。

そうすることで質の高い休息、深い睡眠が可能になるのです。

 

ご紹介した3つの方法、やってみて良さそうなら続けてみてください。

じわじわと内側に安心感が育っていきますから。

 

今回の3つの方法は、こちらの書籍「安心のタネの育て方」という本を参考にしつつ、私なりの方法もミックスさせて伝えさせてもらいました。

自律神経のことや、他にもたくさんの安心の種を育てる方法が乗っています。興味がある方はぜひ手にとってみてください。

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ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ、ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)

 

河野まさし@輝くヒントでした。

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ABOUT US

河野 雅(こうの まさし)
阿蘇山のふもとで、ライフコーチをしています。株式会社みちあふれる輝き代表取締役。MCC(国際コーチ連盟認定マスターコーチ) NVC(Nonviolent Communication 平和を創り出す手法)をお伝えしたり、ブレスワークなどの身体に直接アプローチするメソッド、自然の中でのワークショップなどもしています。 このブログのコンセプトは、「楽しく」「ゆるく」「役立つ」。 私が20年にわたるコーチング経験などを中心に得た「人生に役立つ・毎日が楽しくなる・効果がある知恵・情報」をお届けしています。