~~~~~前編の概要~~~~~
・湧きあがった怒りは溜め込むと筋肉の鎧になる。
・鎧とはいえ、溜め込みすぎると、暴発してしまう。
・さらに、鎧は幸せや歓びなどのポジティブな感情も感じることを妨げてしまう。
・「怒ること」「イライラすること」そのものは悪いものではない。願いから出てる場合が多い。
・怒りは人間らしい感情の一つ。 怒ってる自分をまずは許そう。
~~~~~~~~~~~~~~~
前回の記事の続きです。偉大なセラピスト、吉福伸逸さんから教わった「怒り」の解放、3つの方法をご紹介します。
前回記事はこちらです。
Contents
1つ目:安全なものを殴る・蹴る。
殴る蹴る。やっぱりものごとの基本は王道ですね。
前回お伝えしたとおり、アクセルとブレーキ両方ベタ踏みの状態から、ブレーキを離してアクセルのみでかっ飛ばす。
具体的には
激怒したあとなるべく早く一人になって、攻撃的な筋肉を開放してあげる。
クッションやベッドとか、殴っても大丈夫なものに思いっきり怒りの感情をぶつけながら殴る。「ふざけんな!」といった内側から湧き上がる声も制限なく出せる環境が理想です。
もうスーパーサイヤ人になったつもりで。
または、
承太郎になったつもりで。
必ず柔らかいものを殴りましょう。
他には、個人的にいろんな方法を試して発見したものとして、「不要なダンボールを何枚も重ねて、まとめてビリビリに破く」というのもオススメです。
ともかく、湧き上がった衝動を悪いものと思わずに、開放してあげる。すっきりするまで殴り続けるのは大変ですが、ある程度殴ったり蹴ったりを続けると
ちょっとスッキリして冷静になれるんです。
さらに、ちゃんと解放すると、体やココロに怒りや恨みのエネルギーが残りにくいので身体が鎧状態になっていくのを防げます。
勢い余って、
「思わずキレちゃう。」
「言わなくていいことを言っちゃう。」
「売り言葉に買い言葉で、ケンカになっちゃう。」
「思ってもいない、相手を傷つけるような言動をとっちゃう。」
ということも減ります。
注意点としては、やってる最中、急に冷静になって「俺、何やってんだ?」とか思ってやめたくなる時もあるかもしれません。が、まだ怒りが残ってそうなら、もうひと頑張りしてみましょう。
なぜなら、特に激しい怒りは家族や近い関係の人に抱きがち。
「自分のためにやってることでもあるけど、大切な人を傷つけないためにもやってること。」
と思うと、やりやすくなります。
スポンサーリンク
2つ目:イメージの中で殴る。ける。
スポーツの世界でよく使われるイメージトレーニング。
実際にカラダは動かしてないのに、頭のなかで精緻にイメージすることで筋力アップする、というもの。
筋力アップってことは、動いてなくても実際に筋肉はピクピク動いてるってこと。それを、筋肉に溜まった怒りの解放に応用したものです。イメージの中で、相手をボコボコにしちゃいましょう。
こんな感じで(笑
イメージの中なので、ほんまに遠慮無く。
ただ、大切な人に対する怒りの場合は、この方法は向いてないかもしれません。だって、イメージの中でも大切な人は殴りたく無いですもんね・・・。(そうでもないときもある?w)
あまり関係が近くない人に対する怒りの解放方法かもしれません。
これのいいところは「どこにいてもできる」ということ。
電車を待っていても。
人混みの中にいても。
信号待ちしていても。
まさか、そんなイメージを頭のなかで繰り広げてるなんて、誰も思いませんよね。こちらもイメージを描くのが得意な人にはオススメです。
3:糸のような呼吸とともに吐き出す。
体の内側で湧き上がってる怒りのエネルギー。それを感じながら、口をすぼめて糸が通るくらいの小さな穴を唇で創って、
そこから息を「ふーーーーーーーーーーーーーーっ」っと吐き出す。
その時に、怒りのエネルギーを金色の糸にして吐き出してるようなイメージで。
怒りを吐き出してるので、写真のような爽やかな感じにはならないかもしれませんが・・・。
いずれにせよ、お腹に溜まってる怒りのエネルギーを
「ふーーーーーーーーーーーーーーーっ」と
吐き出すのです。
2~3分やってると、かなりスッキリしてくることが多いです。
これもどこでもできるし、「1.」のやり方みたいに大きな音や振動が出たりはしないので、そういう意味でお勧めです。
スポンサーリンク
怒りのリリース3つの方法。ぜひ、試してみてください。
吉福さんから教わった知恵。あなたに効果があるかどうかは、試してみないとわからないのでぜひ試してみてください!
もし、この3つの方法で怒りの温度を下げたり、筋肉に蓄積した怒りを解放し、冷静さを取り戻すことが出来ると、
相手にキレたり、暴発する(=感情に振り回される)んじゃなくて、
ちゃんと怒りをコントロールして、自分の気持を相手に伝えられやすくなったり、
一定の冷静さをもって相手と対話できるようになったりします。
ただ、これらはどれも対処療法。
もし、毎日怒りが蓄積されるような環境にいるならイタチごっこになるので、この3つのアプローチで少し冷静になりつつ、
環境そのものを変えていけるよう、小さなところから変革に挑戦していきましょう。自分のため。ひいては、まわりのために。
感情の役割や正しい付き合い方を深く知ることも役に立ちます。
また、怒りに代表される「ネガティブな感情とはそもそも何なのか。ネガティブな感情との正しいつきあい方とは?」をさらに深く知ることで、よりうまく怒りと付き合えるようになります。
必要とされている方のために、私が15年以上にわたって探求し続けた「感情についての秘密」を小冊子にまとめました。
以下のLINE@に登録いただくと無料でプレゼントいたします。
もしこの小冊子の情報が必要と思われる方はご登録くださいね。
スポンサーリンク
さいごに。
「この怒り、無かったことにしよう。」
が出来るのは、頭のなかだけ。
解放しなかった感情は、頭が忘れてしまっても、体には残り続けます。
「今・湧き上がった怒りの感情」は、あなたの大切な感情。これを悪いものとしないこと。
自分のため、そして相手にむやみにぶつけないためにも、効果的に開放していきましょう。
そして、自分の中をクリアにして、歓びや幸せを感じながら過ごしていきましょう。
ここまで読んでくださったあなたに祝福の光が降り注ぎ
ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)
河野まさし@輝くヒントでした。
~~~~~~まとめ~~~~~~
・筋肉の解放の方法として、何かを実際に殴る方法、イメージトレーニング、呼吸法がある。
・効果があるかどうかわからないので、まずは試してみてください。
・同時に、少しずつでも、環境や自分を変えていこう。
~~~~~~~~~~~~~~~
あわせて読みたい。