自分らしく、楽に軽やかに生きていくためには、自分自身の弱さやダメさを受け入れていくことが不可欠です。
自分の弱さやダメさを受け入れていくことで得られる宝石のような7つのメリットはこちらの記事を御覧ください。
この記事では自分の弱さやダメさを認め受け入れる方法を具体的な7つのステップお伝えします。
この7つのステップは 思考で認め受け入れていく方法と、腹の底から認め受け入れていく方法、その両方を含めてお伝えしていますのでぜひ最後まで記事をご覧ください。
Contents
弱さを認めるステップ1:自分が何を弱さと思っているか気づく
自分の弱さやダメさを受け入れるためには、まずは「自分が何に対して自分の弱さダメさと思っているか」に気づいていく必要があります。
たとえば以下のようなものについて自分の弱さやダメさと思っているかも知れません。
・自分の臆病さ
・傷つきやすいこと
・三日坊主になっちゃうところ
・素直じゃないところ
・つい強がってしまうところ
・人に嫉妬するところ
・本音を言えずに相手にあわせてしまうところ
・家族にすぐにカッとなって怒鳴ってしまうところ
他にもいっぱいありえますよね。
これは自分で「ここが自分のあかんとこや」と思っている部分たちです。なぜなら、人によってそれを弱さやダメさと見るか、個性と見るかは違うからです。
なので主観でいいので、弱さダメさを書き出してみましょう。
で、書き出す方法としては2つあります。
1つ目は日常で気づく方法。
「私の弱さやダメさって何だろう?」という問いを持って日常を過ごし、「あ、今弱さ見つけた」と気づいたときにすぐにメモして積み重ねていくやり方です。
2つ目は時間を取って自分と向き合い、箇条書きで書き出す方法。
個人的には併用がオススメです。
時間を取って書くのは大事やしやって欲しいことでもあるんですが、実は私たちは「自分の弱さダメさに気づきたくない」というふうにも思っている場合があります。
なので、いざ時間をとっても出て来ない、あまり浮かんでこない、ということがあり得るんです。
日常でハッと気づいた時にすくい取るやり方と併せることで、漏れが少なくリストアップすることが出来ます。
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弱さを認めるステップ2:受け入れられない部分を見つける
1番目のステップで書き出した中で、受け入れられていない部分を見つけていきましょう。
一つずつ見ながら
「これは受け入れられるなぁ。」
「うんうん、こういう自分いるよね。」
と思えるものもあるし、
「あー、この自分嫌やわ。こんな自分絶対嫌。」
「こんな自分いるの恥ずかしい。」
と自己嫌悪や恥の感覚が生まれるものもあります。
大事なのはこの自己嫌悪や恥の感覚があるもの。
これらは自分で受け入れられていない部分だからです。これらについてこの後のステップで向き合っていきましょう。
弱さを認めるステップ3.マインドで受け入れてみる
たとえば「自分の臆病な部分が嫌」と感じるなら、心のなかで
「臆病な自分がいることを認めます。愛します。こんな自分いてもええやん」
と言ってみましょう。
人によってはそれだけでじゅわっと受容する感覚が生まれる場合があります。
心から
「あぁ、こんな自分いるなぁ。こんな自分も愛おしいな。これ、信頼できる友人には自分は臆病やねんって言えるなぁ。」
と思えたらここで弱さを認めるステップは完了です。
心の中で唱えてみても
「臆病な自分はやっぱり受け入れられへんわ、やっぱ嫌やわ~。」
となったら次のステップにいきましょう。
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弱さを認めるステップ4.見方を変える(リフレーム)
自分の弱さ、ダメさをそのまま受け入れられなかったら、見方を変えてみましょう。
物事に対する見方を変える方法を心理学でリフレームといいます。
たとえば「臆病さ」は見方を変えると「慎重さ」とも言えますよね。
慎重さは自分や他者を守るためにとても大切な資質。
「自分は慎重であることで、危険なことや傷つくことから自分を守ってきたんや。」
そう思うと、受け入れやすくなります。
「自分の臆病さは、慎重さとも表現できる。この特徴で私は自分のことを守ってきました。」
こんなふうに心のなかで唱えることで、自分の弱さを認め、受け入れていくことが可能になります。
これでも「あかん、やっぱ嫌や」となったら、次のステップにいきましょう。
このやり方で受け入れられへんことは普通にあるので自分が頑固だとか思う必要無いですからね。
弱さを認めるステップ5.受け入れられない理由を癒す
なぜ受け入れられないのか?
そこには理由があるんです。
たとえば先程の臆病さで言うと、
小さい頃、ビビっていることを親や友達にバカにされて傷ついたといった具体的な理由があるかもしれません。
また、社会ではそういう部分は認められない、といような世の中の空気を読んで自分の中にジャッジを取り入れている場合もあります。
その理由とともに生まれているはずの感情にハートをひらいていきましょう。
たとえば
「臆病さをバカにされて悔しかった、悲しかった。腹が立った。」という心の傷。
「臆病な自分は価値がない、社会では認められない、きっと孤独になる、」という恐れ。
こういった未完了の感情をしっかり味わっていくのです。
味わって外に出せば出すほど、握りしめているものが緩み、「こんな自分は嫌だ」の感覚は弱まっていきます。
そして
「あぁ、悲しかったんだな、悔しかったんだな。臆病な自分も認めてほしかったんだな」
というシンプルな状態になっていきます。
感情を味わうのは技術が必要ですが、ここではちょっとだけコツをお伝えすると、体に意識を向けること。そして、感情ありそうな場所、たとえば胸に手を当てたり、タッピングをすると味わいやすくなります。
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弱さを認めるステップ6.誤った認識を正す
私達の心の中にいる傷ついた自分は、誤った認識、たとえば臆病な自分はダメな存在。価値がない、愛されない。)などと思いこんでいるので、その誤った認識を正してあげる必要があります。
ただし心が癒やされない状態でいくら言っても、受け取れないので、先程の癒やしのステップが大事になってきます。
5番目である程度感情が浄化されたかな、と思えたら、
「臆病な自分でも価値があるし、愛してくれる人はいるよ。」
「まず私が私の臆病さを受け入れていくね。」
というふうに傷ついた心に語りかけてあげましょう。
何度も語りかけていくことで、少しずつ受け入れていくことが可能になります。
弱さを認めるステップ7.他者に認め受け入れてもらう
このステップは仕上げのステップ。
ここまできたら自分である程度認め受け入れられているので、他者からも受け入れてもらいましょう。
この人は安全、信頼できる、優しい、と思える人に勇気を出して「私って臆病なところあるのよねぇ。こんな私も認めて欲しいんやけど、認めてくれる?」と言ってみましょう。
ここで肯定的な言葉をもらえることで、より深く自分の弱さダメさを認め受け入れることが可能になります。
ただし、ここでは人選が大切です!
同じように臆病さがダメと思っている人に言ったら思いっきり否定される場合があるからです。
自分の弱さやダメさを受け入れている人、周りにあまり見当たらなかったらコーチやセラピストといった心のプロにお願いする、というのもオススメです。
ほんまのプロはちゃんと自分と向き合い、自分の弱さダメさを受容する取り組みを続けているので、他人の弱い部分も認め受け入れることができるのです。
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以上が自分の弱さを認め受け入れる方法でした。
ステップ5以降を一人でやるのは難しさが伴うので、まずは自分でステップ4までやってみる。それだけでも充分です。
自分の弱さダメさを認め受け入れることは自分を愛すること。
大切な自分の一部をたっぷり愛してあげましょう。
このブログでは、私が20年にわかってコーチングなどを提供してきた経験から ほんまに役立つ知恵をお伝えしています。
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