なぜ自分を癒すと人生が変わるのか、よくわかる寓話。

 

あなた自身が薄々気づいている(または気づいてもいない)あなたの深いところを癒やすと、なぜ人生が変わるか、知っていましたか?

 

本記事では、その理由をわかりやすい寓話形式でお届けします。ちなみに、寓話の作者は、私、河野です。

 

旅を続ける青年と老人の物語。

 

 

「幸せになれる土地」を目指して、旅をしている青年がいました。

 

が、旅は思うようにはかどらず、足取りはとても重い。

 

気持ちに鞭打ってともかく前向きな気持ちを心がけたり。

『「幸せになれる土地」についたら、どんな素晴らしいことが起こるか』ありありとイメージして気持ちを奮い立たせたり。

起きることすべてに感謝しようと自分に言い聞かせて、ともかく「ありがたい」と思うようにしたり。

 

そんなことを積み重ねながら、がむしゃらに頑張って旅を続けていました。

 

ただ、気持ちを奮い立たせても、その瞬間瞬間は元気が出るのですが長続きしません。

 

「俺はなんでもっと頑張れないんだ!俺は本当にダメなやつだ。」と「長続きしない不甲斐ない自分」を責めながら、青年は苦しい旅を続けていました。

 

そんなつらい旅を続けていたある日、老いた旅人に出会いました。

 

老人の優しいまなざしにうながされ、旅の目的、今の苦しさ・しんどさ、先の見えない不安などを洗いざらい聴いてもらうと、老人から問いかけられました。

 

 

「なんでそんな重い荷物を背負ったまま、旅を続けてるんだい?」

 

荷物?

 

そう、青年は自分でも気づかないまま、重い重い荷物を背負って旅を続けていたのです。

 

荷解きしてみると、

 

「小さな頃の経験で心が痛かったこと。心の傷。」

「言いたかったけど言えなくて残っている怒り。」

「自分の過ちに対する罪悪感。」

「愛されなかった悲しみ。」

「頑張れない自分を責める気持ち、」

「頑張らないと自分には価値が無い、という思い込み。」

「癒やされていないショックやストレス。」

 

などなど。

 

重い重い心の荷物がゴロゴロと出てきました。

 

老人は優しい笑みを浮かべ、こう言いました。

 

 

「こんな重い荷物を背負ったまま旅を続けるのは辛かったろう。

よく頑張ったね。

旅を続けるなら、まず、荷物を減らしたらどうだい?」

 

[寓話・終わり]

 

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まず、荷物を背負っていることに気づこう。

 

心の荷物(心の痛み・辛さ・ストレス・トラウマ・自責の心や罪悪感。)。

こういう気持ちを背負ったまま頑張って前に進もうとすると、とても疲れます。長続きしません。

 

しかも、背負ってることに気づいてなかったら、なおさらです!

 

「なんでわたし、頑張れないんだろう。」

「頑張れない自分が情けない。。」

 

こんなふうに、さらに自分を責めて荷物を増やしてしまい、悪循環に入りかねません。

 

 

私がコーチングを仕事にして18年。沢山の人の成長・癒やしに関わらせてもらって思うのは、

 

「自分が傷・痛みを抱えていることに気づいてない人」

「なんとなくわかってるけど、スルーしてる人」

「そして、その痛みや傷がブレーキになり、前に進めない人」

 

が、本当に多いなぁということ。

(昔の私もそうでしたが^^;)

 

多くの人は「私、そんなひどい経験してきてませんし。」とおっしゃる。

 

確かに世の中的な「ひどい経験」(明確な虐待など)を経験している人は少ないかもしれません。

が、「この世の中で生き延びてきた」ということは、大なり小なり心の傷を負うような経験からは避けられません。完璧な親なんていませんから、子ども時代に心の傷つくことからは避けられないのです。

 

だから「傷がある事」自体、別に悪いことじゃないし、怖いことでもありません。

とても普通のことです。

 

体の傷と一緒です。怪我したら、治そうとしますよね。

 

心も一緒。

 

ただ、傷がある。

 

ということに気づいて癒していくことが、たくさんたくさんのギフトを人生にもたらします。

 

人生を良くしたい・自分を変えたいなら、まず荷物を降ろそう。

 

「自分、もしかして心の傷や痛みを抱えてるかも。。。」と思ったあなた。

 

自分を振り返り、荷物をどれくらい背負ってるのか自分をたっぷり見つめて、その荷物たちを降ろしていきましょう。

 

前に進むことを一旦とめて、しっかり荷物を降ろす作業をしてもいいし、旅を続けながらボチボチ降ろしていってもいいですよね。

 

ただ、背負ってきた荷物も大切なあなたの一部。

 

しかも、荷物を背負っていたことで知らず知らずのうちに、心の筋肉が鍛えられているはずです。

なので、大切に、感謝とともに、荷をといて、手放していきましょう。

 

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荷物の降ろし方=自分の癒やし方はいろいろ。

 

世の中には様々な「深いところを癒やす関わり」があります。

私自身、こんな記事を書いているくらいなので沢山の癒やしを経てきました。

 

私の提供しているコーチングも、多くのクライアントさんがより良い人生を目指す中で、結果として癒しのプロセスを経験されていきます。自分が望む人生をつくろうとするとき、心の傷は避けて通れない問題だからです。

 

私自身、こんな記事を書いているくらいなので、たくさんたくさんの癒やしのプロセスを経てきました。そして、今も歩み続けています。

癒やせば癒やすほど、軽くなる。やりたいことが見つけやすくなる。やりたいことに向けて軽やかに行動していける。

自分を癒やすことの効果、素晴らしさを心から実感しています。

 

私自身が沢山癒やしを経てきているからか、「創りたい人生に向けて、癒やしを伴いながら前に進む。」という私のコーチングスタイルはクライアントさんからとても好評をいただいています。

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荷物を降ろしたあなたは、驚くほどパワフル!!

 

どのような形であれ、自分の荷物を見直し、癒していく作業は、

自分と向き合うことでもあり、勇気が必要なこと。

 

言うなれば、癒やす という 形で「今を変える」「自分を変える」んですもんね。

 

なので、くれぐれも、癒やしのプロセスの最中は、ご自身を優しく繊細に扱ってあげてください。

 

——-

 

「自分を癒す」というアプローチで自分をとことん大切にしていくと、

 

本当に自由と力強さと軽やかさを手に入れられるようになっていきます。

 

そりゃそうですよね。

 

重い荷物をを降ろすんですから。

 

さらに、自由と力強さを手に入れると、精神的にも物質的にも豊かになり、

あなたの人生も、今よりもっと素晴らしい旅になっていきます!

 

 

皆さんも是非、試してみてください。

そして、効果があればお友達にもシェアしてあげてくださいね♪

 

ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ

ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)

 

河野雅(こうのまさし)@輝くヒントでした。

 

~~~~まとめ~~~~

・旅を続けるなら、荷物を降ろそう。

・荷物を背負ってること自体に気づいてないこともある。

・少しずつ、自分にあったやり方で、やってみましょう。

・人生、変わっていきまっせ~(^o^)

~~~~~~~~~~

あわせて読みたい。

日常で自分を大切にする方法。

「自分の弱さを受け入れる」という方法で、心の荷物を降ろす。

「自分の怒り」という心の荷物のおろし方。

 

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ABOUT US

河野 雅(こうの まさし)
阿蘇山のふもとで、ライフコーチをしています。株式会社みちあふれる輝き代表取締役。MCC(国際コーチ連盟認定マスターコーチ) NVC(Nonviolent Communication 平和を創り出す手法)をお伝えしたり、ブレスワークなどの身体に直接アプローチするメソッド、自然の中でのワークショップなどもしています。 このブログのコンセプトは、「楽しく」「ゆるく」「役立つ」。 私が20年にわたるコーチング経験などを中心に得た「人生に役立つ・毎日が楽しくなる・効果がある知恵・情報」をお届けしています。