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自分の強み、経験から、コーチングのクライアントは経営者と決めていた。
ーーその後、CTIジャパンの上級コースでどうやってクライアントさんを獲得して、どれくらいの価格でコーチングを提供しはじめたんですか?
ターゲットは経営者って決めていたんですよ。
これは、前職の影響もあって、戦略プランニング会社の新規事業が社長のインタビューを動画で撮ってネットで配信するっていう事業で、毎日のように世の中の社長って言われる人と会っていたんですね。
で、リクルート時代まで遡ってもそうなんですが、リクルート時代は社長っていうより部長とか課長とかが多かったんですが、お客さんと1時間くらい話をすると、相手がなんか元気になったんですよね。
ーーその強み、まさに今、この場で私が元気になっているので、よくわかります(笑
行くと社長が喜んで、「また来てよ」って言ってくださる。「飲もうよ。」「ゴルフ行こうよ。」って言ってくださる。
そういう経験もあったし、アメリカのTOP企業の経営者はコーチをつけている、という話も知っていたので、自分は経営者をコーチするのはいいかもと、思っていました。
ーーなるほど。もともと、そういう強みをお持ちだったんですね。
あとは、自分の体験が大きいですねぇ。
経営者は、大変ですよ(笑
僕もコーチをつけていた時期があるんですが、自分が従業員のときの会話と、経営者になってからの会話が全然違ったんです。
僕自身が従業員の時、コーチング受けてても、僕、同じテーマばかり話してました。自分で言うのもなんですが(笑
そして、ここからの話は、僕の体験もありますし、経営者の方々にコーチングをさせてもらっていて感じている部分が大きいんですが、
経営者の会話は全然違います。
事業を拡大する、会社を善くするために自分ができることは何か。って言う問いに真摯に向き合っているんですよ。それは自分自身を観ることになり、時に苦痛を伴うプロセスにもなるでんですが、自分が創り出したい世界があまりにも魅力的で 取り組んじゃうんですよ。素晴らしいですよね。
そんな経営者を、応援したい、と。
ーーでは、その経営者の方々にどうアプローチしていったんですか?
戦略プランニング会社の新規事業の時のお客様である経営者には声をかけませんでした。
それは、仁義ですね。
で、自分の知っている人に声をかけてました。
リクルート時代の取引先だったり、ベンチャー企業を起こした知り合いとか。あとは、紹介もけっこうしてもらいました。
コーチングを一緒に学んだ仲間から、「きくおさん、コーチしてよ」って言われてやってたのもありますね。
あとは、コーチングを一緒に学んだ仲間が、その人の社長を紹介してくれたりもしましたね。
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コーチングの値段はプライスレス。
ーー当時はおいくらで提供されてましたか?
上級コース中、経営者は、月10万円。
それ以外の方は、月5万円だったと思います。
上級コースの仲間の中では、収入は飛び抜けてましたね。
ーーでは、あっという間に軌道に乗った?
ありがたいことに、最初の年は、500万円くらいかなぁ。次の年は、まるまる一年で970万円。ちょうどこの年、上級コースの試験の年でしたね。
ーー資格試験の年に970万円!じゃあ、苦労などはあまりありませんでしたか?
苦労かぁ。。。そうですね。
いや、頑張ってましたよ。ほんとに。コーチングを頑張ってました。
あと、この頃から「優秀な人に来てほしい」という思いがあって、売上を上げることも意識していたし、単価にもこだわりはあったし、当時から「自分が安売りしているんじゃないか」という想いもあった。
だって、実際提供してる価値、「いくらか」って聞くと、クライアントさんたち、「プライスレス」って言ってくれますから。
ーーわかる気がします。お聴きしていると、本多さんの命そのものを提供している、という感じがして、そりゃ、値段、つけられないですよね。と思います。
コーチングを仕事にする肝は、「エンロールメント」と「選択の機会の提供」。
ーーそれでは、そんな本多さんが思う、コーチングを仕事にしていくための肝は何ですか?
そうですねぇ。やっぱりエンロールメントじゃないかなぁ。
エンロールメントの会話、つまり、可能性の会話の達人であること。
そのクライアント候補の方と対話をして、自分をわかちあって、その人の中に、「こいつ(コーチ本多)と関わったら、どんなことが起こるか。」「どんな可能性があるのか。」を見させてあげることなんだと思います。
その上で、もう一つ大事なのは、「選択させてあげる」こと。
「コーチングやりますか?」
って、ちゃんと確認する。可能性の会話をし、その上で、選択の会話をちゃんとする。これを掴んでないコーチが多いように思います。
「やりますか?やりませんか?」と相手にハッキリ聴く。
当然、Noをもらう可能性があるけど、そこで腰を引かないことって大事ですよね。
経営者なんて、毎日Noをもらっていますからね。
ーーさっきおっしゃった「自分をわかちあう」とは、どんなイメージなんですか?
「人ができる最大の貢献は、自分自身を提供すること。」と思っています。
違う表現をすると、
「自分を、まな板の上に載せる。」
「あなたの成長の材料に、好きなところだけ食ってくれ。」
と、自分自身を差し出す感じです。
だから、クライアント候補の人と会っている時も自分自身の深いところを見にいって、目の前の人への貢献の意図から、すべてをわかちあうのがいいと思うんですよね。
ーーなるほど。とは言え、自分をさしだすことがいきなりは出来ない人もいると思うんです。そういう方を支援するような、書籍やセミナーなど、ご存知でしょうか?
一番は、ランドマークエデュケーションですね。
間違いないですね。
短期間で、エンロールメントの会話と、選択の会話のトレーニングが出来ます。
あれはいいと思います。
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コーチングを仕事にしたい人からは、「貢献したい。」が聴こえてくる。
ーーでは、最後にコーチングを仕事にしたい人、起業・独立したい人にメッセージをお願いします。
ぜひ。ぜひやってください。コーチングを仕事にしてください。サポートしますよ。
「コーチングを仕事にしたい。」からは、「貢献したい。」という想いが聞こえるんです。
コーチングを自分のためにやっている人もいるでしょ? それもいいんですけど、外に行きたいですよね。
世の中。世の中。世の中に違い創る。
人類の進化に貢献したいです。
そもそも僕の会社は、僕のクライアント枠がいっぱいになって、 それでもクライアント経営者の方から自分の大切な経営者の友人に コーチングを受けさせたいっていう声があって、 僕の枠を超えて、コーチと経営者のマッチングを引き起こしたいと思いがあってできたという経緯があります。
その経緯もあって 現状はグローバルコーチング社の営業(クライアント獲得)はほぼ100%、僕がやっています。 いいコーチがいれば どんどん経営者に紹介できる感覚があります。
だから、ご縁があれば、ほんとに仲間としてサポートしたいですよ。Webサイトから連絡ください!
●本多さんの会社のwebサイトへのリンク:グローバルコーチング
ーー今日はありがとうございました。
———-<インタビュー本文・ここまで。>———-
その他:コーチングを仕事にするための関連情報(リンク)
●CTIジャパン:本多さんがコーチングを学ばれた、コーチングトレーニングスクール。ICF(国際コーチ連盟)認定のプログラムを提供しています。
●ランドマークエデュケーション:本多さんおすすめのエンロールメントのトレーニングができるスクール※。
※河野注:強力な学びを起こすので、学ぶ本人にも、周りへのインパクトも強い。興味が湧いた方はご自身でよく検討のうえ、ピンときた方は体験してみてください。
聞き手:河野雅(こうの まさし)プロフィール1972年、京都府京都市生まれ。熊本県南阿蘇村在住。ライフコーチ。1995年、立命館大学理工学部卒業。 建設業界でコンサルタントとして高速道路の計画・設計などに従事。 2003年にCTIと出会い、2006年独立。 自らの内なる声に従い、10年間過ごした東京から、2014年に阿蘇山のふもと、熊本県南阿蘇村に移住。阿蘇の大自然を感じながら、人生を変容させるコーチングを提供しています。 株式会社みちあふれる輝き代表取締役 CTIジャパン上級コーストレーナー 米国CTI認定 プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC) 2006年取得 国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)2011年取得 |
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