次回の記事(2016年4月4日を予定)を第一回として、月1回くらいのペースで、専業プロコーチ・インタビューシリーズをはじめます!
全体として10回(10人)シリーズくらいのイメージですが、やりながら変更の可能性もあります。
念のため、私、河野雅の本業、コーチングについて、様々な定義があるのが実情ですが、ここでは、ICFジャパン(国際コーチ連盟日本支部)の説明を紹介します。
コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことである。
国際コーチ連盟日本支部 国際コーチ連盟によるプロコーチの倫理規定より抜粋
これをメインの仕事として活躍してはる人たちにインタビューをしていきます。
とは言え、コーチングをよく知らない、仕事にするつもりも無い方も読み進めていただきたいです(^o^)
Contents
インタビュー記事では、3種類の読者を想定しています。
1.コーチングを仕事にしたい・起業・独立したい・プロコーチになりたい、と思っている人。
今、企業などに勤めているが、コーチという仕事に興味がある方たち。
実は、こういう状況の人たちから、
「河野さん、プロコーチという仕事、ぶっちゃけどうなんですか?どうやって今の状態になったんですか?」
という質問・相談が、立て続けにあったんです。
興味を持ってもらえること自体嬉しくて、自分の状態・歩んだ道は答えたのですが、これはあくまで自分が歩んできた道。
「道はこれだけじゃないよなぁ。もっと、それぞれの道を自ら切り開き、プロコーチという仕事を確立している、頼もしくて素晴らしい仲間が他にもいっぱいいるはず。」
と思ったのが、このインタビューシリーズをはじめるキッカケでした。
2.既にコーチングを仕事にしている、起業・独立しているが、さらに伸ばしたい人。
既にコーチとして独立していたり、副業として頑張っているが、行き詰りを感じている。または、もっと、コーチングの仕事を伸ばしたいのに、なかなか伸びない。
自分もこういう時期がありました・・・。結構キツイんですよね。リアルな話、退職金が減っていくけど、収入は横這いとか。。。
今、こういう状態の人たちが知り合いに結構いるのですが、ほんまに思いをもって頑張ってはるんです。
こういう方たちも、めっちゃ応援したいです。
3.コーチングやプロコーチというものをよく知らない人。
私が思うに、コーチングは万能薬ではありません。
コーチをつければ、コーチングを学べば、人生バラ色か、と言えばそうではないと思うのです。
が、ほんまに人生で必要なタイミングに質の高い、しかも相性の合うコーチと出会えればその人の力にめっちゃなってくれると思います。
また、コーチングという関わり自体を学ぶことで、コミュニケーションの幅が広がり、楽になる。楽しくなる!という効果は多くの人にあると思っています。
なので、このインタビューシリーズで、コーチングに興味を持ってくださる方が1人でも出てきて、コーチを雇ってみたり、コーチングそのものを学んだりするキッカケになったらいいなぁ、と思っています。
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インタビューシリーズの背景。私、河野雅の想い。
キッカケは、コーチングを仕事にしたいと思っている人たちからの相談でしたが、このシリーズの根っこにある想いを自分なりに掘り下げると、大きな願いにつながっていました。
—–
現在、コーチングの資格をもった人は増えてきましたし、自分が学び始めた13年前と比べると、「コーチング」というものに対する認知度は飛躍的に高まったと思います。
とは言え、「仕事は、コーチです。」といえる人。そして、質・収入の面など、ほんまの意味で「プロコーチ」と言える人はまだまだ少数派なんじゃないか、とも思います。
「世の中、コーチの資格を取りたい人・取った人はいっぱいいるけど、 コーチング受けたい人は少ないよね。」といった指摘を耳にすることもあります。確かに、そういう見方もあるなぁ、と思います。
ただ、自分としては、良質な、プロフェッショナルなコーチの数は全然足らない、と思っています。
なぜなら、世の中から見た、プロコーチに対する顕在化されたニーズはまだまだ少ないかもしれませんが、潜在需要は相当なものじゃないかと。
今までの人生で、
「自分でも気づかない、心の奥底の思い・願いに思いっきり耳を傾けて話を聴いてもらい、心の底からその願いを応援してもらったことのある人。」
「ポジティブもネガティブも含んだ、ありのままの自分をすべて受け止め、肯定され、その上で、自分の可能性をとことん信じてもらって、背中を押してもらったことのある人。」
こんなふうに人から関わってもらった経験をした人は、まだまだ少数だと思うし、(親や先生がこういった関わりしてくれた人は、ラッキー!)体験してないから、その良さを知らない人もいっぱいいる。
そして、実は、
「自分のほんまの心の声を聴いて欲しい。」
「自分の可能性を信じて関わってもらいたい。」
「自分らしい人生を創造したい。」
そんな想いを自分でも気づかない奥底に秘めながら、日々、もんもんと過ごしている人が沢山いるんじゃないか。
という仮説を自分は持っています。
——
ほんまに力を持ったプロのコーチがもっと世の中に増えること。
そして、コーチングの認知度がさらに高まり、コーチングをうまく活かして、活躍する人が増えること。
その結果、日本がもっと元気に本来の力を発揮していくこと。
これが、コーチングに育てられ、業界に身を置かせてもらっている自分の願いであり、コーチングの先人たちへの恩返しであり、生まれ育った日本への恩返しの一つの形でもあるなぁと。
願いはでっかく!( ´ ▽ ` )ノ
でも行動は、「コーチング業界」という自分がいる場所から、自分がやりたいことで、かつ今出来る 小さな一歩を踏み出す。
こういった思いから、今回のシリーズに取り組むに至りました。
コーチング専業のプロコーチとは?
専業コーチの定義はありませんので、私で勝手に決めましたw(ここもご意見があれば、どしどしお寄せください)
このインタビューシリーズで言う、「専業コーチ」とは、
1.収入の柱がコーチングであること(収入全体の7割程度以上がコーチング)。
「7割程度と言ってる時点で兼業じゃないか!」というツッコミも聴こえてきますが(汗)、コーチング(システムコーチングなどを含む)を仕事にしている人の多くは好奇心旺盛で(私もです・・・)、自分の「やりたい」という気持ちに素直。
色々やってる人がほとんど。100%コーチング、みたいな専業は、なかなかいらっしゃらないと思います。
ちなみにこの7割程度というライン、やっている中で変更していく可能性はあります。
2.「1.」を満たした上で、経済的な豊かさも手にしていること。
「経済的な豊かさ」の線引も難しいのですが、年収いくら以上、という設定の仕方はしませんでした。
なぜなら、非常に主観が入るので、一律いくら以上という設定は違和感があったのです。
なので、
過去の貯金に頼っていたり(独立当初の自分です・・^^;)
家族やパートナーの収入に頼っていたりせず
コーチングの仕事で、しっかりと経済的な自由を手に入れている。
くらいのイメージで、インタビュー前に確認させてもらい、
ご本人がそう認識されてたら、インタビューを行わせてもらっています。
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プロコーチは専業じゃなきゃ、ダメ?
念のための確認ですが、コーチは専業でなきゃいけない、とは自分は思いません。
実際、私の素敵な友人たちは、コーチングも仕事にしつつ、いろんな活動をしている人が多い。
何本かの柱の一つとして、やっていけるのもコーチという仕事の魅力。
逆に、
「コーチングを仕事にするなら、それ一本でやらなきゃ!」
みたいな考えが、コーチングを仕事にしたい人の呪縛になってるようにも思うので(^_^;)
「今の時代、いろんな働き方があっていい。」
と、自分は思います。
とは言え、専業プロコーチでしか提供できないコーチングもある。
と、専業コーチの私として思うのですよ。
専業になると、必然的に、毎月、沢山のコーチングをすることになります。
コーチングの経験・時間がどんどん積み重ねられていきます。
何百時間、何千時間と、コーチングの時間を積み重ねていくことで、
その人にしか見えない、その人ならではの、なんとも言葉では表現しずらい、独特の感覚やスタイルが身についてく。
(個人的な経験としては、1,000時間で見える世界が変わりだし、2,000時間でさらに変化した感覚があります。)
だから、その人にしか出来ない、めちゃ上質のコーチングというサービスを提供できるようになる。
と私は思うのです。
また、専業コーチという生き方を選ぶ人って、独特の何か、「持ってるモノ」というか「個性というか」「ちょっと変というか(笑」
今のこの日本で、専業コーチという生き方を選択し、それを実現してる人たちって、やっぱりいい意味で(ここ、大事なとこ!いい意味で!w)ちょっと変だと思うんです。
そんな、専業コーチという職業を選んだ人たちの(しかもできればあまり露出が多くない、知る人ぞ知るみたいな人たちの)、枠に収まらない人としての魅力も伝えられれば、という思いもあります。
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コーチングを仕事にする・起業・独立を実現するには、いろんな道のりがある。
そういう素敵で変な人たちがどんな道を通って、どんな光と影を、努力や苦労を経験しながら今に至ったのか。
それを聴いて、言語化していきたいなと。
この記事を書いている2016年3月31日現在、お二人のインタビューを無事終え、あと2人の素晴らしいコーチからインタビューの快諾をいただいています。
この4人だけを見ても、どうやって今の状態になったのか、歩んできた道がぜんぜん違う。
ご本人の魅力の質がぜんぜん違う。
それぞれらしい魅力がみちあふれており、コーチングの対象も料金も、考え方も違う。
これを提示することで、
「自分もコーチという道を歩みたい」「歩もうとしてる」、そういう人に
「道は一つじゃない。」
「それぞれの道がある。」
「じゃあ、自分の道もあるはずだ。」
といった、勇気と知恵とヒントを提示できればと、そんなことを思ってます。
——-
ぶっちゃけ、今の日本で、コーチングを仕事の柱にする。コーチという関わりで世の中に貢献していく、というのはイージーな道ではないと思います。
まさに、コーチ自身がクライアントを信じるように、自らの可能性を信じて自らを応援し続けること。
そこが試されていると思うんです。
そして、私は、その道を応援したい、と心から思っています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
興味が湧いたら、4月4日を予定している次号の記事を、読んでみてください。
ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ、輝きがみちあふれることを心から祈っています(。-人-。)
河野雅(こうのまさし)@まぶろぐ でした。
~~~~まとめ~~~~
・専業コーチインタビューをはじめます。
・想いがあります!(笑
・興味が湧いたら、次号からのインタビュー記事、読んでみてくださーい!
~~~~~~~~~~~
注:上記の専業コーチの定義に加え、以下の要素も考慮してどなたにインタビューするか、判断しています。
・CPCC(CTI認定 Certified Professional Co-Active Coach)というプロコーチ認定資格を有している人、又はCTIジャパンで学んだ人。
・ORSCC(CRR Global認定 Organization & Relationship Systems Certified Coach)というプロコーチ認定資格を有している人、又はCRRジャパンで学んだ人。
これは、私、河野雅が株式会社ウェイクアップグループの、CTIジャパンのトレーナーである、という立場から、自ら課した制限です。いずれは取っ払えたらええかなぁ~と思いつつ。
他のコーチングのスクールを卒業した方でも、素晴らしい専業プロコーチたちがいると思います。興味のある方は、ぜひ、調べてみてください。
参考:
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