「あれ。さっきのわたし、変に思われたかな。。。」
「あの一言で誤解されたかも。。」
「彼の表情は、もしかして私、嫌われている?」
なんて、まわりの人が自分のことをどう思ってるか、気になること、ありますよね。
で、どんどん気になって、
「どう思われてるんだろう。」
「どうしよう、、、」
「わたし、なんであんなこと言っちゃったんだろう。」
と、クヨクヨ、モヤモヤ、ザワザワ・・・。その「考え」と「感情」にさらに囚われていく。
周りの人からどう思われるか気になって、自分らしく振る舞えない。

こんなスパイラルになることがある人に、「こちらに落ち度がなくても人間関係で誤解やトラブルが起きる5つの理由」をお伝えします。
このことを知っているだけで、きっと気持ちが少し楽になりますよ。
人間関係の誤解やトラブルの原因はこんなに沢山!
いくらあなたが気を遣って振る舞っても、たとえ完璧に空気を読んで全く問題なく振る舞ったとしても、相手があなたの意図を誤解することは「いくらでも」あるんです。
1.相手の勝手な勘違い。

あなたの振る舞い・言動を見て勝手に勘違いする人がいます。
たとえば、あなたにAさんという友人がいたとしましょう。あなたが別の友人と談笑していて、その際に少し離れたところにいたAさんにちらっと目をやったとします。
ただこれだけでAさんは自分の噂話で盛り上がって、馬鹿にされている、と思ってしまう。
こんな人が実際に世の中には一定数いるんです。
2.相手の過去の傷が反応。

あなたが良かれと思ってやった行為も相手の傷が反応して、誤解やトラブルの原因になりえます。
たとえばあなたが困っているBさんのことを気遣って優しくフォローしようとしたとします。
世の中的には「とても優しい行為」とみなされるこのようなふるまいですが、
Bさんは母が過剰に世話をやく人で、とても窮屈な思いをしていた。あなたの振る舞いは「母の過剰な世話」を思い出させるものであり、相手の心の傷を刺激してしまいます。
しかも、「母の過剰な世話が自分のトラウマになっている。」ということにBさんが気づいていない場合、Bさんにとっては「理由なくあなたに対してイライラ・ムカムカする。」ということが起こりえます。
3.相手が内面を投影。

投影とは心理学用語で、自分の内側にあるものを相手に勝手に見ること。
たとえばあなたがただ無表情でボーッとしているのを見て、怒っている・機嫌が悪いと判断する人がいます。そしてあなたに対して「なんか付き合いにくい人だなぁ。あまり仲良くならないでおこう。」と結論を出したりします。
しかし、これが投影からくる判断の場合、実はその人が内側に怒りや不機嫌さを抱えていて、しかもその感情を認めてないからそう見えてしまうんです。
4.体調などで「相手の虫の居所が悪かった」場合も。。。。

人間は理性的な側面も持ちつつ、一方でとても感情的で、体調にもとても影響を受ける生き物。
仕事のストレスが溜まりまくっていたり、二日酔いや空腹、PMSなど、人間が虫の居所が悪くなる理由はいくらでもあります。
そんなときにちょっとした一言でキレてしまう。これが人間です。
5.理由もない「好き嫌い」や「相性」もある。
なんとなく気に入らない。イライラする。
不完全で理不尽さも内包する人間なのでこういうことも普通に起こりえます。
人間関係で誤解や行き違い、トラブルが起こるきっかけはこんなにもあるんです!
だから、周りを気にして、空気を読んで完璧に振る舞おうとしても、相手次第で完全に徒労に終わることがむちゃくちゃある。
さらに、お気づきの方もいると思いますが、上記のような「誤解」「勘違い」は相手のみがするものではなく、私達も無自覚にやってしまいます。。。
だから、
人間関係、誤解や行き違い、トラブルがあるのは「当たり前」!
と心得ましょう。
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そもそも相手の気分を害さない完璧な人間なんていません。
もしあなたが周りの気分を害さない、誤解や行き違いもしない、誰からも嫌われない完璧な人間を目指しているなら、早々に諦めましょう。
なれないものになろうとして、悩んだりストレスを感じるのはあまりにもったいない。
人間は不完全な存在なので、誤解したり・されたり、嫌な人、と思う・思われるわれることは誰もがある。
こんな不完全な存在同士が関わり合って生きているんだから、うまくいくほうが少ない!
くらいの気持ちを持って、ありのままの、今の不器用で不完全な自分をまずは受け入れること。
それが誤解や行き違いを気にする前に、まず真っ先にすることです。
大切な人との関係はベストを尽くす。
とは言え、刹那的になったり、投げやりになりましょう、ということではありません。
あなたにとって本当に大切な人と誤解やトラブルがうまれたなら、その解消に向けて行動を起こしましょう。
具体的には、相手の機嫌が良さそうなときに時間を取って話をしてみる。
たとえばこんなふうに。
「ちょっと気になることがあってね。 あなたとの関係はわたしにとって大事なので、クリアにしておきたいの。この前の・・・。」
もちろん、対話を持ちかけたからといって、誤解を解消できるかどうかはわかりません。
が、大切なのはまずはあなたがベストを尽くすこと。
もしベストを尽くしたと思えるまで頑張ったら、結果はどうあれ、心のわだかまりもとても小さくなります。
リスクを取って対話を申し出た自分のこともしっかり認めましょう。だって、誤解やトラブルの解消に向けた対話って、勇気がいることですから!

周りが気になる人は、「愛されたい」「大切にされたい」という気持ちが強いひと。
この気持はとても尊いものですが、強すぎると苦しみの原因になりますよね。
不完全な存在である人間は、たとえあなたが完璧に振る舞っていても誤解やトラブルが起きまくり。
認識して、必要以上に気にしない。
自由に、あなたらしい、あなたならではの輝く人生を謳歌していきましょう。
この考え方、皆さんも是非試してみてください。
そして、何か感じることがあればお友達にもシェアしてあげてくださいね♪
ここまで読んでくださった あなたに祝福の光が降り注ぎ
ますます輝く毎日になることを心から祈っています(。-人-。)
河野雅(こうのまさし)@輝くヒント でした。
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