[コーチングで独立・起業] 専業プロコーチインタビュー01:エグゼクティブコーチ、本多喜久雄さん。

 

株式会社グローバルコーチング 代表取締役 本多 喜久雄

1987年、慶応義塾大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。

マネージャーとして、様々な事業の売上げ拡大や新規事業の立ち上げに注力。2006年、リクルートを退社後、通信系ITベンチャー、プランニング会社、映像制作会社にて営業責任者、COO(副社長)を歴任。2007年、プロフェッショナル コーチング オフィス『Sono Contento』(現:株式会社グローバルコーチング)を設立し、現在に至る。

◆資格

米国CTI認定 プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC) 2007年取得

CRR Global認定 Organization & Relationship Systems Certified Coach 2014年取得

国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)2014年取得

公益財団法人 江副記念財団(リクルートスカラシップ)評議員

 

専業プロコーチ・インタビューシリーズの背景や意図はコチラの記事を御覧ください。

[コーチングを仕事にする] 専業プロコーチ・インタビューシリーズをはじめます。

2016.03.31

 

———-<以下・インタビュー本文>———-

 

ーー今のコーチングの仕事の状況をお教えください。

 

経営者を対象にコーチングをしています。さらに、エグゼクティブコーチングの会社経営もしています。

現在は4人のプロコーチと業務委託契約をして、経営者へのコーチ派遣もしています。

 

僕はその経営をやりながら、コーチをやっています。

 

経営の仕事を脇に置くと、僕個人としてはコーチングのクライアントは現在10人前後。コーチングの契約は半年で、12回セッション※を提供することとしています。

セッションの頻度は、だいたい隔週ですね。

 

※河野注:コーチングにおいて、セッションとは「実際にコーチングを行うこと。」を言います。

 

コーチングのセッションは切り売りしない、というこだわり。

 

で、実は、期間契約ってのにこだわりがあって、1回いくら、という会話はしません。セッションを切り売りはしてないです。

 

ーーどういうことですか?切り売りしてない、というのは。

 

セッション一回いくら、は嫌なんです。なぜかというと、実態にそぐわないから。

 

コーチングのセッションで課題(宿題)を出したりしてるでしょ?コーチングは、セッションの中だけのものじゃないんですよね。

 

セッションとセッションの間も、クライアントのこと、祈ってます。

 

「時間を切り売ってるんじゃないよ、俺達は。」と、伝えたいんです。

 

だから、期間なんだと。

極論は、コーチング契約終わっても祈ってますから。一生の付き合いだと思ってます。

 

ーー想いが伝わってきます。。コーチングについて、もう少し具体的に教えて頂けますか?

 

一回のセッションあたり、1時間~90分です。

基本は対面のセッションでやっていますが、地方の方もいるので、状況に応じて映像ありのスカイプでもやっています。

昨年は僕一人でコーチングの売上、約2,500万円でした。

 

ーーとなると、ざっくり計算しても、お一人、月々うん10万円ですね。 この金額についてはどう思われてますか?

 

いやぁ、この金額も、コーチング業界の発展を邪魔しているかもな、と思っています。優秀な人にコーチング業界にたくさん来て欲しいんです。その想いは、強いです。

 

なので、自分ももっとコーチングのフィー(単価)を上げないといけないかな、と思っています。

 

新緑。

 

リクルートでコーチングと出会う。

 

ーー今の状態になるまでの経歴、背景を教えていただけますか?

 

1987年、慶応大学経済学部卒業。リクルート入社。株式会社ウェイクアップの山田博さんは同期です。

 

CTIジャパンを日本に持ってきた榎本英剛さんは、リクルートの一年後輩。彼が大学生のインターンの時に、アメリカで一緒に仕事をしました。

 

ーーそんなご縁があったんですね。

 

そうです。

広報・採用・住宅情報、海外にも行って、リクルート出資のインターネットベンチャーを2社経験。ネットベンチャーでは、トップではなかったけど、大きなマーケットを担当していました。その後、リクルートに一旦戻って、最後はR25の事業企画をやって、2005年にリクルートを辞めました。

 

サラリーマン時代。

 

ーーお辞めになった理由は?

 

リクルートの同期では優秀なやつがいっぱいいて、リクルート時代からも華々しい業績を残して独立して、大きな事業を創ったりっていうのがいますが、僕はマネジャーにはなりましたが、どっちかって言うとダメ社員だったと思います。(笑)

辞めたのも、退職金の制度が後押ししてくれたりというタイミングがありましたが、 本当は年下の上司の元で働くのが面白くなかったんだと思います。本当、当時の自分は小さい自分でした。自分の実力のなさを棚に上げて、環境のせいにしていました。(笑)

辞めた後、どうするかは、辞めるを決めてから考えようと思っていました。

 

で、転職して、IP電話の営業の責任者を一年間したんだけど、それもうまくいかず、、、辞めて。

さて、どうしようと考えた時に、思い出したんです。

 

1996年に、榎本さんに声をかけてもらって勉強したコーチングってあったな、と。

 

ーー既にアメリカで学ばれていたんですか?

 

そうです。当時、アメリカのCTIで、基礎コースだけ学んでいました。

 

で、IP電話の会社を辞めた時に思い出して、榎本さんに電話したんです。

 

「あれって、食えるの?」って。確か2006年くらいですね。

 

答えは、「やりようによっては。で、日本でも学べるようになったんですよ。※」

 

「あ、そうなんだ。続きからでいいの?」

 

って聞いたら、「いいですよ」ということだったので、CTIジャパンの応用コースを学びだしました。

 

 

※河野注:コーチングトレーニング機関、CTIジャパンは、榎本英剛さんを中心とした初期メンバーの尽力により、2000年から日本でも学べるようになった、という経緯があります。

 

コーチングのプロフェッショナルコースに申し込む前に、プロコーチに。

 

ーーコーチングを学びだして、いかがでしたか?

 

実はコーチングがご縁で、一緒に学んでいる仲間から紹介いただいて、転職(再就職)しました。都内の映像制作に優れている戦略プランニング会社。

副社長(COO)として新規事業の全般を任せてもらってやっていましたが、これも事業が立ちいかず(笑)半年で経営権を返上し退社しました。

 

その時は、ちょうどCTIジャパンの応用コースでコーチングを学んでいた途中で、「さて、どうしようかな。」と。

 

基本的に「先に辞める」を決めるので。(笑)

 

で、応用コースの延長でCTIジャパンの資格コース(現上級コース)の説明会に行きました。

 

そしたら、説明会で、

 

「スタートするには、5人の有料クライアントを用意してください。」

 

と言われたんですね。

 

で、ちょっと待て、と(笑

 

学んだ後、プロになるっていうコースじゃないの?僕の中での定義は、一円でもお金をもらったら、プロだろと。

 

最初っからプロであるってことだったの?と思ったんですよ。

その話聴いて、つまりはいきなり選択の機会を提供されてしまった訳です。

 

そして、30~40分、 いろいろ考えました。

 

そしたら、

 

「じゃあ、やると決めた人、立ってください。」

 

って言われたので、

 

僕、立ったんです。

 

その瞬間、僕はプロコーチになったんです。

 

[2ページ中1ページ目を表示]

<スポンサーリンク>

ABOUTこの記事をかいた人

阿蘇のふもとで、ライフコーチをしています。オーラソーマティーチャーである嫁さんと二人暮らし。株式会社みちあふれる輝き代表取締役。 プロコーチを目指す方のトレーナー、ブレスワークなどの身体に直接アプローチするメソッド、自然の中でのワークショップなどもしています。 このブログのコンセプトは、「楽しく」「ゆるく」「役立つ」。 私が10年にわたるコーチング経験などを中心に得た「人生に役立つ・毎日が楽しくなる・効果がある知恵・情報」をお届けしています。