[コーチングで独立・仕事にする] 専業プロコーチインタビュー02:ミライ・ヘムカウ、大下千恵さん。

 

ブログで紡いできたご縁と信頼。

 

ーーブログはいつごろからされていたんですか?

 

2011年からやっていたんですが、当時は数ヶ月に一回の更新でした。

それで、上級コースを始めるころから意識をブログに向けようと思って、でも三週間に1回しか更新してなかったんですが、ブログ関係の友達も増えてきていたんです。

 

ーーただブログを書いてるだけでブログ関係の友達が増えたのですか?

 

いえ。まだ会社に勤めていた頃からブログの書き方・作り方の勉強会に参加してました。

 

プロブロガー立花岳志氏ブログ:大下さんが参加されたブログセミナーの主催者、立花さんのブログ。

当時のブログセミナー参加感想記事(大下さんのブログ:ミライ・ヘムカウ)

 

他には、仕事が本当に忙しかったので「そもそも時間を作らなきゃ!」とタスク管理系の勉強会などに顔を出していました。

 

シゴタノ!(タスクカフェ):大下さんが当時参加されたタスク管理系勉強会の主催者、佐々木正悟さんも運営に参加されている仕事術・タスク管理系ブログメディア。

 

こういった勉強会ではブログを書いている人が多くて、しかも「人の役に立ちたい」とか「好奇心が強い」人が多かったんです。

 

concept social network

 

ーーそういう方たちからの信用で、シェアしてもらったんですね。

 

そうです。そこからコーチングの予定でスケジュールがパンパンになって、一日コーチング7人も経験しました。一日7人は集中力的にも体力的にも大変でした。

 

そこで改めて自分の限界値が見えました。

しかも、無料なので色んな方が申し込んでくださって、苦労もしました。

 

でも「相手がどうこうではなく、私の伸びしろ」だと思えたし、「コーチングをわかってもらうためにはどのような説明が必要なのか。」ということもわかりました。

 

100人コーチングでブレークスルー。

 

ーー100人、やりきられたんですか?

 

やりきりました!

というか、結局100人以上お申込いただき全ての方に全力でやりました。せっかくの機会だから。

頭おかしくなると思いながら(笑

 

そうすると、

 

「これは良いものだ。」

「引き続き受けるのってどうやってやるの?」

 

とおっしゃってくださる方が出てきてたり、「自分に気づいちゃった!」ってブログを書いてくださる人も出てきたんです。

 

それで、そのブログを読んだ方がまた申し込んで来てくださったり。

 

ーーお聞きしていると、100人コーチングでブレイク・スルーした感じがしますね。

 

そうですね。

 

ブレイクスルーのきっかけは、「信頼があった」のと「応援してくれる人たちがいた幸運」だと思います。

これは独りでもがいていたら、絶対に気づかなかったことだと思います。

 

 

おりゃー!

 

今、私のコーチングのクライアントさんにはご自身がコーチの人もたくさんいるのですが、この「100人コーチング」は必ずすすめています。そして必ず悲鳴をあげられます(笑)

 

でも、みんなやったらいいと思うんですよね。色んなところがものすごく筋トレされますよ。

 

ーー100人コーチング後に契約したコーチングの値段はおいくらですか?

 

100人コーチング直後は3,000円でしたが、思った以上にお申し込みがあるのでこれはいかんと。

 

この頃はコーチング以外の頼まれ仕事をやりつつ、上級コースもやりつつ、コーチングもやりつつ、だったんです。

が、「この状態はクライアントさんに申し訳ないわ。」と思って、頼まれ仕事を減らしてコーチングへの集中度合いを増やし、同時に値段を少しずつ上げていきました。

 

それでもありがたいことにお客様は減らず、一回の値段を5,000円に。

上級コースでプロコーチの資格を得た2014年8月に10,000円。

そして、現在の15,000円に至りました。

 

コーチングの上達は、基礎、基礎、基礎。

 

ーーでは、現在に至るまでの苦労というと、どのようなものになりますか?

 

苦労といえばさっきも言いましたが、コーチングの上達そのものに苦労していました。

 

で、自分なりに「これは基礎を死ぬほどやらないとダメだな」と思って、コーチング以外の学びを全て止めたんです。

 

自分が不器用だって知っているので、本当にひたすらやろうって思ってCTIジャパンのコーチングのワークショップのアシスタント※に入れるものは全部入りました。

 

※河野注:CTIジャパンのコーチングワークショップでは卒業生がアシスタントとして入り、場をサポートするという仕組みがあります。

 

ある日突然スターになるとか、スーパーコーチになることはないとわかっていたので、コーチングバイブル※1もひたすら読みましたし、Webライブラリー※2も毎日聴いていました。 何人かのデモコーチングを暗唱できるくらいまで聴きましたね。

 

※河野注1:CTIジャパンがお伝えしているコーアクティブコーチング®について書かれた書籍

※河野注2:CTIジャパン 上級コースの音声ファイル形式の教材のこと。トレーナーのデモコーチングなどを聴くことが可能。

一歩一歩。

 

今もコーチングの質で言うと私はまだまだ低い、もっとできると思っています。

 

クライアントさんが私の伸びしろを教えてくれるから、コーチングの実践を通じて成長しています。

なので、コーチングをし続けることは絶対欠かせません。

 

あとは、私自身がコーチングを受け続けることですね。

「色んな勉強したい」「知りたい」気持ちもやっぱりあるんですけど、学びについては「本を読む」程度にとどめています。

 

いろんな技術を学びすぎると、自分はたぶんパニックになるので(笑

 

ーーどんな本を読まれているんですか?

 

コーチングや心理学系で技術的なものをインプットしていますね。

あとは、ブログで使う文章など、表現のための学びとしてゆるい自己啓発の本や、詩集。

 

そして、「あ、その表現わかる。」というところだけピックアップしてノートに書いて、自分の教科書みたいなものを作っています。

 

クライアントの獲得は、ブログと口コミ。

 

ーークライアントの獲得はどうされているんですか?

 

今はブログしかやっていません。

 

クライアントさんがどういう経緯で来てくださるかと言うと、自分のブログ経由のかたが1/3、クライアントさんのブログ経由の方が1/3、あとは友人から勧められて・・・という方が1/3くらいの比率でしょうか。最後のはいわゆる口コミですね。

 

クライアントさんが「実際自分にはこんな変化があったから、会いに行ってみなよー!」って気軽に話題に出してくれているみたいです。「友人が悩んでいたので、よーんさんを紹介しておきました!」って言ってもらえる。大切な友人に紹介してもらえる、その信頼が嬉しいですね。

 

ちなみに紹介してくださるクライアントさんというのは現在契約中の方だけではなく、私とのコーチングの契約を修了された方、また100人コーチングの時の方も含まれています。あの頃は何度思い出しても悶えるほどたどたどしいコーチングだったのに・・・。本当にありがたいです。

 

口コミ。

 

ーーブログからのお申込は、どんな方が多いですか?

 

「なんだかわからないけど受けたら未来がおもしろくなりそう」って来てくれる人が半分、「どうにか自分を変えたい」という人が半分くらいでしょうか。

 

どちらにしろ、みんなもっとおもしろくなれるんです。

 

だから私は

 

「一人一人、みんなそれぞれおもしろい。だからあなももっとおもしろいでしょ?もっとおもしろくなれるでしょ?それを早く見せて!」

 

って気持ちをブログに叩き込む。

 

私がやっているのはそれだけです。

 

●参考:ミライ・ヘムカウ:大下さんのブログ。

 

 

コーチングを仕事にするためには、「自分のプライドと喧嘩しない」こと。

 

ーーお聞きしていると、「ご自身をよく知っておられる」ように思います。

 

そうですね。自分が良かったなと思うのは、あんまり自分のプライドとケンカしないんですよ。

 

「大人だから。」

「コーチとはこうあるべき。」

「これくらい稼げてなきゃいけない。」

「こういうことはこの人よりできてないといけない。」

 

こういった、いわゆるプライドとケンカしたことが無いんです。

もともと変だったんでしょうね(笑

昔はそこで逆に苦労はしましたが、今では財産になっています。

 

 ーーでは、最後にコーチングを仕事にしたい人、起業・独立したい人にメッセージをお願いします。

 

カフェでのよーん

 

私としては、アウトサイダーというか、いわゆる世間的な王道を歩んでない人に伝えたいですね。

 

いい学校に入ってーいい会社に入ってーという『成功の王道』が実は現実に存在していなかった、ということと同じように、 「コーチングを勉強して、コツコツ積み重ねたらクライアントが増える。」というのは無いと思うんです。

 

だから「そういう風にできない私って駄目だわ。」なんて思う必要もない。

あとは「私は大きな会社にいなかったからダメだわ。」とか「私は経験がないからダメ。」ってのも思う必要ない。

努力をしないといけない、ということもない。

 

その人なりの、「楽しんで、しかも誰よりも進める道」があると思うんです。

 

でもあなたが進む道は誰も教えられない。

 

みんな好きなように、やりたいようにやりましょう。

 

そのために戦うのは「自分の見栄とプライド」だけだから、そちらと話し合ってやりましょう。

 

正しい道なんかないから。

自分の道しかないから。

 

それだけですね。

 

私も自分の道で、まだまだもがきます。

みんなも一緒にもがこう。

 

楽しみながら、もがこう。もがきながら、楽しもう。

楽しんで、おもしろがって、自分自身をそれぞれ生ききってほしい。

 

みんなが好きなようにわきゃわきゃやってたら、世界はもっと平和になると思うんです。

 

ーー今日はありがとうございました。

 

———<インタビュー本文・ここまで。>———

 

その他:コーチングを仕事にするための関連情報(リンク)

 

ミライ・ヘムカウ:大下さんのブログ。彼女の独特の感性とパッションに満ちあふれています。

CTIジャパン:大下さんがコーチングを学ばれた、コーチングトレーニングスクール。ICF(国際コーチ連盟)認定のプログラムを提供しています。

プロブロガー立花岳志氏ブログ:大下さんが参加されたブログセミナーの主催者、立花さんのブログ。

シゴタノ!(タスクカフェ):大下さんが当時参加されたタスク管理系勉強会の主催者、佐々木正悟さんも運営に参加されている仕事術・タスク管理系ブログメディア。

 

●大下さんオススメの書籍(あくまで一例です)

★コーチングを学ぶ・

コーチングバイブル:CTIジャパンが提供するコーアクティブ・コーチング®について書かれた、まさにバイブル的な書籍。

★詩集で感性の幅を広げる

星になりたい:玉置浩二著。

僕は馬鹿になった。:ビートたけし著

★知識としての参考書

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ:デイヴィッド・ミーアマン・スコット、ブライアン・ハリガン著

タオのプーさん:ベンジャミン・ホフ著

 

聞き手:河野雅(こうの まさし)プロフィール

1972年、京都府京都市生まれ。熊本県南阿蘇村在住。ライフコーチ。1995年、立命館大学理工学部卒業。 建設業界でコンサルタントとして高速道路の計画・設計などに従事。

2003年にCTIと出会い、2006年独立。 自らの内なる声に従い、10年間過ごした東京から、2014年に阿蘇山のふもと、熊本県南阿蘇村に移住。阿蘇の大自然を感じながら、人生を変容させるコーチングを提供しています。

株式会社みちあふれる輝き代表取締役

CTIジャパン上級コーストレーナー

米国CTI認定 プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC) 2006年取得

国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)2011年取得

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ABOUTこの記事をかいた人

阿蘇のふもとで、ライフコーチをしています。オーラソーマティーチャーである嫁さんと二人暮らし。株式会社みちあふれる輝き代表取締役。 プロコーチを目指す方のトレーナー、ブレスワークなどの身体に直接アプローチするメソッド、自然の中でのワークショップなどもしています。 このブログのコンセプトは、「楽しく」「ゆるく」「役立つ」。 私が10年にわたるコーチング経験などを中心に得た「人生に役立つ・毎日が楽しくなる・効果がある知恵・情報」をお届けしています。